ブエノチェ~♪
2014年コンクール編最後となります!
コンクールが終わり2週間目。
悔しさとを押し殺し今後の対策について考える日々。
そんな毎日が続いていますが本日は気持ちや暑さを吹き飛ばす暑気払いを開催!
発起人まあくんからのお誘い。
毎年恒例になりつつある
「ビール祭り今年も開催!」
今年もコンクールシーズン
「”でした”(おつかれさまでしたの略)の会」
開催しました!
集まったメンバーは5名
美味しいビールを飲む会場!
大阪で一番格式が高いと言われている
「リーガロイヤルホテル」
へと御到着!
(リーガロイヤルホテルロビー)
ホテル1階にあるラウンジ
「リモネ」
このレストランがビール飲み放題&バイキングの会場です!
(リモネ)
ナント氷点下の
「キリッと冷えた生ビール」
エキストラコールドも好きなだけ飲み放題となるのです!
(フェアチラシ)
まあくんの得意先から頂いた券でフェア会場に潜入。
リーガロイヤルホテルのディナーバイキング。
お得感超満載です!
CWE有志によるビール祭りスタート!
下からつぐトルネードサーバーに感激のよこいん。
(トルネードサーバーにて)
ビールがテーブルに並んだところで
「ぱいんかぁ~っ(乾杯)」
キューッ(ビールを飲み干す音)
コンッ
「美味いーーーーーーーーーっ♪」
本当にのどごしがいい生ビールです!
パイイツ(一杯目)を飲み干すとトーク開始です。
(今年もお疲れ様でした!)
メンバーが集まると結局
「キャッスルの話題」
「コンクールの話題」
になるのは当然の流れです!
ここまでくると皆さんトークの域を超え
「キャッスル愛」
です。
今年はキャッスルを創設してから始めて悔しい思いをしました。
今年のトークは愛だけでなく
「再築」
「再興」
なども含まれています。
しっぽりと
「打ち上げの打ち上げスタート」
でございます(笑)
ホテルのラウンジに
「アハハハハハハーーー♪」
いつもの馬鹿笑い♪
いつもの高笑い♪
これはなく
「ゆったりと大人の雰囲気」
にてトークしました。
トークの主たるテーマは
「ひとつのことを一生懸命できなければ何をやっても中途半端にしか出来ない」
という内容でした。
「物事に勝手な区別をつけないこと」
「自分勝手に限界の壁を作らないこと」
これらに問うことがこれからの我々のテーマです。
そんな話をしているとあっという間にビール飲み放題やバイキング終了の時間がきたのでお開きとなりました。
ありがとう2014年夏!
楽団のあり方やこれからについて真剣に考える年になりました。
キャッスルは今年創設5周年の記念年を迎えます!
秋の祭は輝かしく飾ることができますように。
コンクール編・完
記事一覧
2014年コンクールを終えて④〜「打ち上げの打ち上げ」
好調阪神!
ブエノチェ〜♪
好調ですね。
阪神タイガース!
今日も勝ちました。
首位とゲーム差0.5です!
この時期我々のコンクールのように秋を待たずしてシーズンが終わることが多いのですが、今年は最後まで目が離せません!
もしかするともしかするですね!
国歌斉唱する準備はしています。
目が離せません!
土砂災害。
やばいことになってますね。
広島が。
大雨に伴う土砂災害の発生。
自然の猛威をまざまざと見せつけられました。
近隣では福知山も風水害にやられています。
災害現場に派遣される
「自衛隊」
「警察官」
「消防隊員」
など仕事と分かっていても危険な場所へ現場派遣される人達の姿を目の当たりにすると頭が下がる思いです。
可能な限り生存者の救出にあたって頂きたいと思います。
災害や事件事故を見るといつも感じます。
なにごともない平らな毎日に感謝です。
お亡くなりになった方々にご冥福をお祈り致します。
いつもありがとう。
ブエノチェ〜♪
昨日
「クーラー病」
なるブログを書きました。
私は何も考えず現状を率直に書いたつもりだったのですが、相方さんが気を使ってくれたのか、仕事から帰宅すると
「浴槽に暖かい湯船が用意」
されていました。
ありがとうございます!
さりげない気遣いに感謝です。
おかげさまで今日はリラックスして仕事に出て行くことができました。
わたくしみたいに
「自由奔放に生きている」
そんな人間の世話は大変かと思いますが、しれっとやってくれる相方さんに感謝です。
きっと気分は
「動物園の飼育員」
そんな気持ちでやってくれていると勝手に解釈しています(笑)
明日も仕事頑張ろう!
週末は音楽活動頑張ろう!
クーラー病。
ブエノチェ〜♪
暑い夏。
皆さん如何お過ごしですか?
ここ数日
「クーラー病」
にかかっています。
クーラーにあたりすぎて
「体がだるい」
「食欲がわかない」
そんな現象にやられています。
昨日は合奏で久しぶりに汗をかきました。
夏でも暖かい湯船に浸かり気持ちと体をリラックスさせなければいけないですね。
クーラーからの脱却!
まだまだ暑い日は続きそうです。
新クールスタート!〜演奏で取り返すしかない!
親愛なるキャッスルの皆さ〜ん♪
新クールの練習お疲れ様でした!
今日はローストの名作
「スパルタクス」
熱帯JAZZ楽団のレパートリーより
「セプテンバー」
この2曲を練習しました。
スパルタクスは変拍子を理解するため
「歌ったり手拍子したり」
するなどして初期の理解度について練習しました。
またセプテンバーは
「ジャズやポップスのフィーリング」
クラシカルな音楽との吹き分けについて練習しました。
しょっぱなから飛ばしてる?
いえいえ。
「銀賞バンド」
ですので演奏会では中途半端な演奏をしたくないのです。
来年に向けてのリベンジはすでに始まっています。
コンクールの銀賞を吹き飛ばす
「気合い入った演奏会」
そんなエネルギーに溢れる演奏会になるよう三ヶ月かけて
「コツコツ練習します」
キャッスルの皆さんには毎年言ってることですが
「演奏会プログラムを吹き切るスタミナづくり」
これは毎回の練習で行う
「2〜3時間の合奏でしっかり吹き切る習慣や訓練」
この点を意識して自分に言い聞かせ体にインプットしないと
「つくべき力もつきません」
当然のことです。
演奏で悔しい思いをしたのなら
「演奏で取り返しましょう」
口で言うより実践あるのみ。
来週土曜日は演奏会プログラムを半日かけてがっつり練習。
翌日日曜日は出場したかった
「関西コンクール」
沢山のメンバーで聴きに行きましょう!
守山に足を運び活惚れ2014でお世話になった
「大住シンフォニックバンド」
さんや
「大阪代表の各楽団」
さんなどの応援に行きましょう!
そして会場で色んな音楽を勉強しましょう。
今の我々にできることはこれしかありません。
2014年コンクールを終えて③~「打ち上げが終わるまでがコンクールです!」
ブエノチェ~♪
2014年コンクール本番を終え、銀賞受賞にとどまり少し元気なく会場へ向かうキャッスルメンバーが
「大東から京橋へ民族大移動」
します。
追い打ちをかけるかのように台風の影響で東西線の電車が約1時間の遅れでホームに人が溢れていました。
打ち上げは予定通り始められるのか?
そんな不安がよぎりましたが予定時間をオーバーすることなく無事御一行は京橋に到着することができ打ち上げ開始です!
京橋わっ♪
ええとこだっせ♪
今回の打ち上げ会場は慌てて押させえた
「チーズフォンデュが食べれる居酒屋」
をチョイスしました!
キャッスルでは
「公式宴」
を設けております。
打ち上げは、ただ単にダラと酒を飲むのではなく、
「お互いの苦労をねぎらう場であること」
「普段喋る機会が少ない団員さんとの交流」
など目的のある集まりでなければならないといつも強く
「打ち上げの趣旨」
について訴えています。
目的がない飲み会など単なる
「烏合の衆」
にすぎないと我々は位置づけています。
演奏以上に飲むときは
「本気」
です(笑)
そんな宴も現在売り出し中の
「よこいん宴会部長」
仕切りのもと宴の幕が開きました!
式次第
「練習(非公式に乾杯の練習をすることをこう言います)」
「団長挨拶・乾杯」
「2014年審査講評発表」
「2014年競技会部門MVP選考会」
「締めの乾杯」
の流れで執りおこないました!
今年も会場に集まった仲間と共に声高らかに
「ぱいんか(乾杯)」
でスタートしました!
さすがキャッスル動物園。
先ほどまでのブルーな雰囲気とはうって変わり
「宴会になると元気が出ます!」
来年はこの元気を演奏に繋げたいと思います(笑)
キャッスル打ち上げ恒例の儀式
「5名の先生方の審査講評」
この読み上げ。
一番盛り上がる瞬間です。
読み上げるのは
「事務部長まあくん」
読み上げながら
「良かったこと」
「悪かったこと」
が皆さんに御披露されます。
キャッスル名物
「コール」
が起きるとコップに入った液体を飲み干さなければなりません(爆)
ただ単に飲みたいだけという説もありますが…。
良いも悪いも全てまとめて
「麦酒又はお茶と共に飲み干します(笑)」
そして来年の肥しにします!
講評の朗読時に起こったコールを羅列すると
「指揮者→団長行き」
「噛んだ→まあくん行き」
「良くも悪くも抽象的なコメント→指揮者行き」
「木管→木管行き」
「トランペット→トランペット行き」
など…。
行きがもれていた方があればスンマソン。
行きは
「いっき」
と読み換えて頂ければ宴の
「アグレッシブな雰囲気」
「ただ飲みたいだけ」
が伝わってくるかと思います(爆)
一番盛り上がったのは
「ファンファーレはノンビブラートで!」
このコメントでした!
「ノンビブ♪ノンビブ♪ノンビブ♪」
ファンファーレ隊への一気コールが湧き起こります!
非常に活気のある動物園です!
講評に合わせて皆さん一気にグラスの中の酒を来年への決意として飲み干しました。
コンクール打ち上げ宴のメインは
「2014年競技会部門MVP選考会」
です!
キャッスルでは年間三つの部門のMVPを決めます!
三つのMVPとは、
「競技会(コンクール)部門MVP」
「年間MVP」
「宴部門MVP」
この三部門に分かれており
「競技会部門MVP」
とはコンクールシーズンを通じて頑張った方にスポットをあて
「年間MVP」
とは、一年の活動を通じて総合的に頑張った方にスポットをあて
「宴部門MVP」
とは、キャッスルのオフィシャル飲み会(VOLナンバーを付しています)で
「飲み方が素敵だった方」
「面白かった方」
「場を盛り上げた方」
「融和団結に寄与された方」
にスポットをあて
「三つの部門」
それぞれの功労者に
「MVPの称号」
を与え、その功績を皆さんで一年間讃えることとしています(笑)
キャッスル創設以来まだ
「三冠王」
は生まれていません。
キャッスルの歴史に伝説を残す
「努力の神」
「音楽の神」
「宴会の神」
この三冠を制覇する
「つわもの」
は果たして現れるのでしょうか?
CWEの皆さんはもうご存知ですが
「チャンピオンベルト」
も各部門用に
「3本」
あります。
皆さんご存じのベルトは
「特注」
でございます(爆)
MVPの選考基準は、
「地道に練習を頑張った人」
「陰ながら善行に努めた人」
「団員の潤滑油となった人」
「楽団運営に寄与した方」
etc…などであり、スタッフ推薦、団員推薦の候補者の中から、皆さんの決により決定する方法をとっております。
今回は
「2014年コンクールシーズン」
すなわち
「2014年競技会部門MVPの受賞者」
について先日の打ち上げで決めました!!!
キャッスルのオフィシャル打ち上げは単なる飲み会ではなく、このような
「選考会の場」
でもあるのです(笑)
さて。
2014年競技会部門MVPを見事受賞した方は
ザーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ(ロール音)
ドンッ
「いずるくん(ユーホニウムパート)」
ですっ!!!
時間をかけてコツコツと頑張ったことが皆さんからの評価を得ました!
読み方の送り仮名は
「いずる」
が正しいのか?
「いづる」
が正しいのか?
分からないままに終わってしまいました(爆)
キャッスルお誕生日会である、
「9月21日(日)KKRホテル大阪」
において授賞式を行います。
秋に行われる祭(第5回定期演奏会)の打ち上げでは、残る2部門
「2014年年間MVP」
「2014年宴部門MVP」
この2部門について受賞者を決定したいます。
まだまだ皆さん受賞のチャンスはありますよ~♪
「士気高揚」
言葉では簡単ですが、節目節目でケジメをつけることが大切なことですね。
MVPを受賞された以外のメンバーの活躍にも惜しみない拍手です!
今年は本当に悔しい思いをしましたがこれで終わらせるのではなく
「キャッスルウインドアンサンブル」
これからも日進月歩の精神で
「強く、活気がある、魅力のあるバンドとする!」
そんな想いを込めて皆さんの手で育てていきましょう!!!
憂鬱とした雰囲気を吹き飛ばす美味しいお酒が飲めました!
親愛なるキャッスルの皆さん。
いつも楽しい時間を本当にありがとうございます♪
日常生活や音楽に没頭できる平和な時代を生きれることに感謝です。
終戦記念日。
世の中の動きがそうさせているのでしょうか?
今年は終戦記念日に
「69年前の戦中のこと」
このことをメディアが沢山取り上げていたような気がします。
靖国神社や戦没追悼式等のニュースしかり。
戦争をテーマにしたドラマしかり。
そう感じます。
戦争を体験した語りべが居なくなる前に風化させてはならないと。
そんなメッセージを感じました。
昨年の夏は
「被爆国日本を象徴する広島」
こちらへ行き戦争や平和について考えました。
http://blog.castle-wind.com/g_director/archives/1441.html
今年は何処へも行かず
「硫黄島からの手紙」
このドラマを視聴しながら静かに色々と考えさせてもらいました。
生きることを自分の意思で選択できなかった過去。
生きることを自分の意志で選択する事ができる現代。
昔の人たちの軌跡があるから今があることに感謝しないといけません。
日常生活や音楽に没頭できる平和な時代を生きれていることに感謝です。
今年もお盆が過ぎようとしています。
戦争を知らない私たちの世代。
我々ができることは戦争や時代背景を知ることや知ろうとすること。
これしかできません。
偉大なる先人や英霊に感謝の意を捧げます。
黙祷。
ホームページアクセスカウンター197000番ゲットおめでとうございます♪
ブエノチェ~♪
親愛なるキャッスルの皆さん!
聞いてますか?
新クールから練習を始める音源を。
メンバーページをどんどん活用して下さいね!
さて。
「昨日の8月13日付」
ホームページアクセスカウンター
「キリ番197000番」
見事ゲットされた方が表れました!
その人はっ
ザーーーーーーーーーーーーーーーッ
(ロール音)
ドンッ
「ラスカルさん」
ですっ!!!
「キャッスルの姉御!」
としてお馴染みの
「ラスカルさん」
ですっ!
「4回目のゲット(今年度2回目)」
となるキリ番ゲットおめでとうございま~すっ!
ファゴットソロ。
秋の演奏会にも使いますのでモチベーションはそのままでお願いします!
恒例となっている活動履歴への更新及び
「197000番」
キリ番ゲットを記念したプレゼントが待っていますのでお楽しみに。
ゲットを重ねると更にいいことが起きるチャンスを掴むことができます!
ホームページも団員、団員以外の方を問わず
「閲覧していただいている全ての皆さんの手で」
盛り上げてもらえれば幸いです!
2014年コンクールを終えて②~「あなたにとってコンクールとは?」
ブエノチェ~♪
お盆真っ最中。
皆様如何お過ごしでしょうか?
今年のコンクール本番及び本番に至る経緯に関して
「総論」
「各論」
に分けて述べ、最後に
「来年の抱負」
について述べたいと思います。
総論は
「精神論や運営論」
について。
各論は
「課題曲、自由曲」
についてそれぞれ触れます。
あくまでも”私見”ですのでこれが楽団の全てという訳ではありません。
答えは皆さんそれぞれの胸の中に
「それぞれの答えがあるはず」
です。
長文失礼します。
【総論】
楽団を創設して5年目を迎えるキャッスルウインドアンサンブル。
2014年吹奏楽コンクールに出場した今年の結果は
「銀賞受賞」
だった。
これまでのキャッスルウインドアンサンブル
「右肩上がりの順風満帆」
しか経験していなかったが
「初めて挫折感を味わう」
ことになった。
挫折感と言っても
「結果を得ることができなかった挫折感」
であり
「コンクールに向けて努力したこと」
この取り組みについては
「皆さんと共に頑張ることができた」
という充実感を得ている。
今年の銀賞。
やはり
「本気度にムラがあったこと」
これにつきる。
「バンドとしてのユニット感が足りなかった」
ということである。
とある審査員の先生から今年のキャッスルの姿を示す的を得たコメントを頂戴した。
「一人一人が頑張りすぎずパート、セクションで一つのサウンド作りをすることが大切」
とのコメントを頂いた。
なるほど。
頷ける内容だった。
何度も言うようにコンクールに向けて各メンバーが
「一生懸命」
取り組んだこと。
これは本当に頭が下がる思いである。
しかしながら
「ユニット感を見出すには至らなかったこと」
これもバンドとしての大きな課題である。
今年より来年は良い結果となるためにすべきこと。
必要なスキルとして
「練習に来れている団員」
「練習に来れていない団員」
どちらが良い、悪いというのは問わない主義だが、足りていなかったのは
「やる気や情報を共有するヒューマンパワー」
これが正直足りていなかったと分析している。
団員間の温度差をなくし
「練習や音楽に対する個々の意識」
この意識を底上げすることが喫緊の課題であると痛感している。
昨年のコンクール終わりに皆と共に掲げた目標
「関西大会出場に向けて!」
手を伸ばせば手が届きそうなところから一歩も二歩も後退した。
この目標達成ができなかったことを真摯に受け止め対策を講じる。
今年の結果発表。
「キャッスルウインドアンサンブル銀賞」
賞状をもらい客席に向かって一礼すると、一階客席前部に固まって座っている
「キャッスルの仲間の残念そうな顔が視界に入った」
また、
「結果発表後集まった円陣も声が無く元気が無い」
みんなのこんな顔は二度と見たくない。
みんなが共に喜んでいる姿が
「それぞれにとって最高のご褒美」
だった。
そうだったはず。
また来年もチャレンジできる。
そう思うと悔しさを捨てて頑張るエネルギーになる。
コンクールを終えてから昨年の演奏と今年の演奏を聴き比べた。
バンドとして奏でるTuttiの音色は今年の方が断然良い。
しかしながら肝心な
「縦軸(タッチ)」
などは昨年の方が見事に揃っている。
団員相互に少し慣れが出てきているのかもしれない。
或いは楽曲に対する消化不良(特に自由曲)なのかもしれない。
学生時代を含め色んなバンドで活動してきた団員の潜在能力は十分持ち合わせていると認識している。
要は
「やると決めたら四の五言わない」
そんな邪心や慢心を払拭する
「意識改革」
この点にウエイトを置いて来年に向けて一からやり直す所存である。
皆さんと共に二人三脚で更なる楽団作りに力を注ぎたい。
創設5年目のキャッスル。
楽団の特徴は
「母体が無い」
「固定の練習場が無い」
というジプシーバンドである。
約80名いる団員は、当然出身校や出身地域も違うし楽器を吹いてきた環境が全く異なる色んなメンバーが混在している。
そんな色んな環境で共に共存する仲間達。
「人に優しく」
「自分に厳しく」
「陰日向ない生き方を」
この言葉を実践できるよう切磋琢磨するしかない。
キャッスルはこれで終わりではない
「キャッスルのヒューマンパワーを発揮すること」
素敵なメンバー達と共に来年は腹の底から笑いたい。
【各論・課題曲~青葉の街で】
少し変わった雰囲気が特徴のマーチだった。
マイナー調のコードが多かったが
「暗く聴こえないようにすること」
この点を心がけた。
バンドのカラーなのか?
本当に暗い音がしなかったのが
「キャッスルらしさ」
だった。
冒頭のスタートは好調だった。
しかし緊張からくる力みなのか。
前半少し後ろ向きな演奏だったが後半になるにつれてどんどん安定感が出てきた。
トリオは練習を含め今までやってきた中で一番いい状態が出ていた。
無いものねだりではないが曲の随所で弦バスの必要性をこれほどまでに感じたことはなかった。
「求む弦バス団員!」
リズムや伴奏はメロディ以上に繊細に作らなければならないと痛感。
メロディーは全般的にいい雰囲気で歌っていた。
「曲が持つ自然な流れの点を線にすること」
今後はこのテーマに向けてチャレンジしてスキルアップを図りたい。
【各論・自由曲】
テーマは
「第1楽章~古代ローマ」
「第4楽章~大衆的なローマ」
だった。
第Ⅰ楽章
古代ローマの残虐ショー(チェルチェンセス)開始。
バンダトランペットが鳴り響く。
キリスト教徒と猛獣が闘う。
残虐ショーの雰囲気は出ていた。
もう少し
「恐怖を表す緊張感」
この緊張感が出せればもっと良かった。
これは皆で
「音楽に没頭するしかない」
そう感じている。
パイプオルガン部は
「ギーン」
と管楽器による擬音が鳴り響いていた。
演奏後とある方から
「パイプオルガン音を初めて聴きいた!」
そんなお言葉を頂いた。
聴いている人は細かいところまで本当によく聴いて下さっていると少しびっくりした。
第Ⅳ楽章
お祭り騒ぎが曲のテーマ。
大衆のローマの雰囲気
大衆歌のメドレーを十分意識したが
「曲間と曲間の情景変化」
これをもっと鮮やかに出来るまで持って行きたかったがコンクール出場までにタイムアップだった。
「取り組みが遅かったのか?」
「練度が足りなかったのか?」
いずれにしてもやり切れなかったことが残念だった。
「ナヴォーナ広場のざわざわした雰囲気」
これを表現したかった。
原曲が持つ超軽快なテンポ感を大切にしたかった。
コンクールで耳にする原曲の指定テンポとかけ離れた置きに行く演奏。
そんな世界観でない大団円的なローマの祭り。
完璧にやりきったら凄みある演奏になっていたはず。
しかし現実はそう簡単にいかない。
「理想と現実の壁に挟まれながら…カットせざるを得ない12分間の縛りにもかなり悩まされた」
まだまだ出来る可能性を秘めた演奏となったのが非常に惜しい。
しかし曲中に生まれた副産物もあった。
「ペザンテワルツ」
ローマの町に展開する
「出店のメインストリートを歩く酔っ払いの雰囲気」
今まで練習の時に出ていなかった
「ふわふわした雰囲気がとても良かった!」
曲中随所に現れる
「音色のキラキラ感」
これは感じることができたが全体的なマトメにまだまだ時間を要する演奏となった。
曲のクライマックスには
「魔女ベファーナ」
魔女が私たちに
「トリックを仕掛け」
イヒヒと笑っていた。
「交響詩ローマの祭」
レスピーギが世に生みだした名曲。
コンクールで数々の団体が取り上げるのが本当によく分かる。
「自分たちのバンドカラーによって多種多彩な表現や演奏ができる」
そんな本当に奥が深い曲である。
本年度コンクールでの演奏は終わったが
「第5回祭(定期演奏会)」
では更なる磨きをかけたローマの祭をメンバーと共に奏でたい。
【来年に向けての抱負】
コンクールは審査員・観客の皆様から
「それぞれの目でチェックして頂ける」
「忌憚ないご意見を頂ける」
絶好の機会であると理解している。
「競うことが音楽では無い」
との御意見もあるが勘違いしてはいけない。
コンクールとは
「金・銀・銅の評価が付く演奏の優劣を競う場所」
である。
「コンクールを日本語に訳すと競技会」
である。
音楽は人によって多種多様な解釈があるが
「一定の効果測定や基準を示してもらう」
ことにより
「演奏技術の底上げ」
に繋がっておりコンクール期間中、目標に向かって仲間と共に活動することにより
「楽団を構成する個々の精神面・技術面を鍛える機会」
でもある。
これがコンクールの最大の値打ちだと思っている。
勘違いしやすいのがコンクールに出場することにより
「他人に勝った負けた」
これを一喜一憂するのではなく
「己に勝った負けた」
これを問うことが本質なのである。
このような理由から
「キャッスルウインドアンサンブルはコンクールに出場している」
のである。
来年は
「確実性」
「安定性」
「各楽器が持つ音色」
「合奏でのサウンド感」
「アンサンブル力の向上」
これらをテーマに一年間かかけて団員と共に真摯に取り組んでいきたいと思っている。
最後に
「あなたにとって(あなたの楽団にとって)コンクールとは何ぞや?」
私はこう答える。
「『自分達の楽団』にて『自分達の団員』が『一年間活動してきたことの縮図』」
これがコンクールだと思っている。
コンクールに向けて
「出場したい者達だけが集まるシーズン制楽団による一過性の集まり」
「エキストラに依存する楽団の体質」
このような形ではなく
「年間を通じて活動する楽団の年間確認作業の場」
であることが
「吹奏楽団としてコンクールに出場する最低ベース」
だと強く思っている。
これらについて厳格に規定を解釈すれば
「コンクールに出場する出場条件」
であるともいえる。
この規定の沿って活動すればおのずと
「毎年金賞を取れる補償などどこにもない」
「恒常的に楽団の現状維持をすることは難しいこと」
そう感じるはずである。
真剣味が増すのは言うまでもない。
来年もキャッスルらしい
「キャッスルサウンド」
を会場に響かせ、大好きなメンバーと共に熱い演奏を奏でたい。
2014年コンクールシーズンを終えたキャッスルウインドアンサンブル。
次なる本番
「第5回祭(定期演奏会)」
に向けて力強い一歩を踏み出す所存である。