皆様のおかげを持ちまして
「キャッスルウインドアンサンブル第7回祭(定期演奏会)」
無事終演することができました!
今年度1年間の活動への感謝と演奏会終演の余韻をかみ締めながら祭について
【第7回祭の感想~演奏編(第1部・前編)】
http://blog.castle-wind.com/g_director/archives/2677.html
【第7回祭の感想~演奏編(第1部・後編)】
http://blog.castle-wind.com/g_director/archives/2681.html
【第7回祭の感想~演奏編(第2部)】
http://blog.castle-wind.com/g_director/archives/2685.html
【第7回祭の感想~演奏編(第3部)】
http://blog.castle-wind.com/g_director/archives/2686.html
【第7回祭の感想~演奏編(アンコール)】
http://blog.castle-wind.com/g_director/archives/2687.html
【第7回祭の感想~打ち上げ編】
http://blog.castle-wind.com/g_director/index.html
これらの項目について振り返りたいと思います。
本日は最終稿
「演奏編(アンコール)」
こちらをお楽しみ下さい。
【演奏編(アンコール)】
【かっぽれファンク】
アンコール1曲目は、お馴染み
「かっぽれファンク」
にてスタート。
かっぽれファンクは
「宇崎竜童」
さんが歌う
「みなとカッポレ」
という曲を
「杉浦邦弘」
さんが吹奏楽版に編曲した曲です。
キャッスルの演奏会に何度か足を運んで下さっている人なら
「かっぽれファンク」
この十八番曲についてもう十分お分かりですよね。
この曲は、キャッスルを語る上でなくてはならない一曲であり
「コアなファンが多い曲」
でありあります。
「かっぽれファンク」
の語源である
「活惚れ(かっぽれ)」
この由来とは?
大阪住吉大社の住吉踊りに端を発し、江戸浅草三社の境内で大道芸として踊られていた江戸芸の
「おかぼれ」
からその名前の由来がきています。
おかぼれとは
「あなたに命がけで惚れました」
「私に出来ることをあなたにします」
「でも見返りは求めません」
という意味合いがあります。
おかぼれ以外に一般的に使われている
「活惚れ」
なる語源の由来は
「俗謡に合わせて踊る滑稽な踊り」
このことを言うようです。
全国津々浦々、その土地や地域に根付いた
「かっぽれ」
という踊りが存在するようです。
我々はこの
「活惚れ」
が持つ言葉の意味を捉え
「自分達の楽団やメンバーにまず惚れよう!」
「そして自分達が奏でる音楽に惚れよう!」
「そのためには見返りを求めず直向に頑張って活動しよう!」
との想いを込めこの曲を好んで演奏している次第です。
また
「活惚れ(かっぽれ)」
が持つ意味にリスペクトし、キャッスルの自主公演である
「毎年夏前に行うコラボレーションコンサートのタイトル」
を
「活惚れ」
と命名している次第です。
かっぽれファンクのモチーフである
「港かっぽれ」
といえば…。
そう。
「静岡県清水港の祭」
ですね!
日本を津々浦々回っていた
「俗謡」
が根付いたのは、旅姿三人男で有名な
「お茶の香りと男伊達」
「清水港」
のお祭りとなりました。
はるか古(いにしえ)に
「住吉大社で発した踊り」
をキャッスルウインドアンサンブルが
「現代版の大道芸」
として
「大阪に根付かせるきっかけになれば…。」
との想いを込めながら本番で繰り返し使用している
「十八番レパートリーナンバー」
のひとつです。
この曲の醍醐味は
「かっぽれ隊ダンサー」
「奏者」
「指揮者」
「お客さん」
など会場にいてる全ての人が
「曲に陶酔して乱舞する」
「お祭り気分を味わう」
ことを持ち味にしています。
今年も大阪に所在する色んなホールでかっぽれファンクを演奏しました!
「4月~ザ・フェスティバルホールでの第2回大阪職場・一般吹奏楽フェスティバル」
「7月~サーティホールでの活惚れ2016」
「11月~サーティホール第7回祭(定期演奏会)」
これらの舞台において
「かっぽれ隊が賑やかに踊った年となりました!」
総じて楽しい一年だったと感じています。
かっぽれダンサー隊は
「団員が増えるたびに増殖していくことが夢です!」
将来はダンシングチームが
「花道一杯」
「客席一杯」
に
「ズラリと並び躍り狂う」
ことが夢なのです。
そのためにも
「目指せ100人バンド」
この目標を達成させなければなりません!
会場の皆さんと一体感を共有すべく
「K・A・P・P・O・R・E」
この掛け声に合わせて
「腕を突き出しアルファベットをつくる一体感」
これらを存分に楽しみました!
「宝箱を転がしたように楽しいことが次々と繰り出てくるような演奏・演技」
により会場内の
「お客さんと共に楽しめる空間」
この時間と場所を共有し
「熱く・篤くファンク」
すること。
これがかっぽれファンクの真髄です!
我々の目標は
「かっぽれファンクの布教活動をすること」
これをテーマに演奏し続けることを実践する所存です!
【スパニッシュフィーバー】
かっぽれファンク終わり。
超スーパーカットで演奏した
「スパニッシュフィーバー」
燃える曲に出会うと演奏も燃えます!
やっぱりキャッスルにはこんないけいけな曲がいいのかな?
とも思いますが
「色んな音楽に対応できるバンド」
そんなバンドを目指していかないといけないなと実感。
【ありがとう】
キャッスルウインドアンサンブルは
「1年間の年度クールを章と称し」
一年間ごとの活動をひとつの区切りとしています。
この年度ごとに積み上げていく各章を
「楽団創設時の創設メンバー」
から
「今いるメンバーと共に」
更には
「まだ見ぬ次の世代のメンバー達へ歴史を繋いでいこう!」
そんな想いを持って、楽団のコンセプトである
「一生懸命」
「一音入魂」
このスタンスをモットーに積極的な音楽活動を行っています!
「キャッスルウインドアンサンブル一年間の歩み」
キャッスルウインドアンサンブルの同志達と共に歩んできた
「一年間の活動記録」
これらの軌跡を我々が奏でる演奏と共に会場に映し出し
「お客さん」
と一緒にスライドを通じて振り返ることを
「メインイベント」
にしています。
スライドにはメンバーの
「笑顔」
「真剣な顔」
「悔しい顔」
色んな表情や思い出が数分間の中に
「キャッスルウインドアンサンブル一年間の歩み」
として凝縮しています。
キャッスルウインドアンサンブルが奏でる
「ありがとう」
に合わせてスライドは流れていきます!
名曲
「ありがとう」
この曲は1980年にたのきんトリオが主演で放映されていた学園ドラマ
「ただいま放課後」
の主題歌です。
欧陽菲菲さんの
「ラヴ・イズ・オーヴァー」
の作曲等で有名な
「伊藤薫」
さんが作詞・作曲した曲を
「石坂智子」
さんが歌った曲です。
歌詞がとても素敵な曲で
「誰もが抱いている感情」
この気持ちをとても美しく描いているのが
「ありがとう」
の良さであり
「後世に残していきたい一曲」
「沢山の人に知ってもらいたい一曲」
であると思っています。
初演は
「1986年」
のこと。
私の中学時代の母校の恩師
「籠野徹先生」
により吹奏楽アレンジに編曲して演奏を始めたのが起こりです。
大人になってもいくつになってもこの曲の歌詞に表れるような
「純粋な気持ち」
「初心」
を忘れることなく
「音楽や人生に向き合っていたい」
と強く思っています。
一般バンドは
「自身の意思によって」
その活動を辞めない限り
「引退がありません」
いつまでも続くものなのです。
逆に言えばやればやるほど
「自分自身の人間成長に繋がる」
これが一般バンドの値打なのです。
キャッスルでは1年間のメインイベントである
「祭(定期演奏会)クライマックス」
において
「一年間の歩み」
このスライド映像を見ることにより
「個々の団員がそれぞれにそれぞれの確たるもの」
内に秘めたる感性を感じとり
「ありがとうを奏でながら」
自分達が歩んできた軌跡を
「振り返る」
「しっかりと捉える」
ことにより
「来年も頑張るんだ!」
そんな新たな気持ちで
「次なる目標に向けてチャレンジ」
できると位置づけています!
キャッスルウインドアンサンブル
「第7章(7年目)」
については
「ありがとうの演奏と共にその幕を閉じました!」
今、私達がこうやって愉快な仲間たちと共に頑張っていられるのも
「団員同士の支えあい」
「楽団に関わる色んな方々の恩恵」
があるからです。
感謝の言葉
「ありがとう」
これが素直に言えるように。
かけがえのないあなたに
「ありがとう」
と言えるように。
現世を精一杯生きることにより後世に我々の軌跡を残してく所存であります。
それが我々の居場所
「キャッスルウインドアンサンブル」
楽団の存在意義なのです。
決して立ち止まることなく進化を続ける楽団でありたい。
来年も素敵な仲間達と共に頑張ろう。
そう心に誓った7年目のラストシーンでした。
~第7回祭感想編終了~