皆様のおかげを持ちまして
「キャッスルウインドアンサンブル第7回祭(定期演奏会)」
無事終演することができました!
今年度1年間の活動への感謝と演奏会終演の余韻をかみ締めながら祭について
【第7回祭の感想~演奏編(第1部・前編)】
http://blog.castle-wind.com/g_director/archives/2677.html
【第7回祭の感想~演奏編(第1部・後編)】
【第7回祭の感想~演奏編(第2部)】
な
【第7回祭の感想~演奏編(第3部)】
【第7回祭の感想~演奏編(アンコール)】
【第7回祭の感想~打ち上げ編】
http://blog.castle-wind.com/g_director/index.html
これらの項目について振り返りたいと思います。
本日は
「演奏編(第1部・前編)」
こちらをお楽しみ下さい。
【演奏編(第1部・前編)】
【マーチエレガント】
毎年演奏会の冒頭で演奏するマーチ。
毎年同じ曲を演奏するからこそ
「毎年の違いについて比較すること」
「毎年の変化を感じること」
ができる。
これが演奏する狙いである。
今年の演奏。
昨年同様に今年も各パート入れ替わりが激しく新規入団メンバーも多かっかった。
「何も言わなくても阿吽の呼吸で演奏できるだろうとは全く思わなかった」
そんな趣旨からも今年はこのマーチエレガントの練習時間を例年より多く費やした。
自分達が知らず知らずのうちに
「惰性に流されていた箇所」
これに気づくこともできた。
バンドも音楽も
「二度と同じメンバーで同じ演奏はできない」
そう再認識させられた。
毎年の祭(演奏会)冒頭で演奏すると決めているこのマーチ。
毎年違った演奏が楽しめる。
マーチエレガントの演奏がキャッスルの現状を表してると言っても過言ではない。
演奏前の緞帳裏の光景。
メンバーに
「お願いします!」
「頑張りましょう!」
「チャックチェックコール(これ重要!)」
等の声をお互いにかけ合う本番前のコミュニケーションタイム。
この光景を見るたびに
「祭(定期演奏会)がやってきた」
そう実感する瞬間である。
サーティホールの緞帳がスーッと上がり程良い緊張感と共にイントロ音が流れた瞬間が楽しくてたまらない。
前奏部の途中で指揮台から降壇してお客様に御挨拶。
「ありがとうございます」
皆様に聞こえなくても礼をしながら小声でつぶやいている。
今年も無事に祭を迎える事ができた感謝の念を込めて。
指揮台に再登壇し演奏に加わる。
演奏直前の緞帳裏における
「奏者とのコミュニケーション作り」
舞台転換における
「気持ちの切り替えやお客様に支度が見えない転換」
舞台さばきを含めこれらの意味合いが緞帳を使う醍醐味である。
また、緞帳はホールの顔である。
「緞帳絵に込められた歴史や想い」
それを現しているのが緞帳である。
話は楽団創設期に遡る。
楽団創設当時緞帳を使える色々なホールを模索してサーティホールを祭の定期演奏会ホームグランドとして当時決めた。
結果として偶然にも客席が
「キャッスルのバンドカラーの紫(パープル)色」
だった。
相思相愛のような関係で始まったサーティホールでの祭。
恋愛に例えるとフラれる結果が訪れるなんて思ってもいなかった?
楽団7年目を過ぎ転換期がやってくるとは演奏会をしている最中は全く頭の中に無かった自分達がいた。
先般のブログでも触れたが来年の祭はサーティホールを余儀なく一旦離れる結果を受け入れる結果となった。
誰が悪いのでもなく結果として運が無かっただけなのだ。
来年違ったホールで演奏しようとも
「楽団の年間集大成である祭(定期演奏会冒頭演奏)にかける想いや意気込み」
そんなキャッスル魂は忘れず持ち運びたいと考えている。
〜第1部・後編に続く〜