ブエノチェ~♪
皆様のおかげを持ちまして
「キャッスルウインドアンサンブル創設5周年記念」
となる
「第5回祭(定期演奏会)」
無事終演することができました。
今年度1年間の活動への感謝と演奏会終演の余韻をかみ締めながら祭を振り返りたいと思います。
本日は
「演奏編(第1部)」
です。
【第5回祭の感想~本番前準備編】
http://blog.castle-wind.com/g_director/archives/1916.html
【第5回祭の感想~演奏編(第1部)】
【マーチエレガント】
毎年の祭(演奏会)で演奏すると決めているこのマーチ。
毎年違った演奏が楽しめバンドの移り変わりを把握する基準となっている曲でもあります。
マーチエレガントの演奏がキャッスルの現状を表してると言っても過言ではありません。
今年は5年目にして初めてのことを試みました。
例年行っているオープニング。
「緞帳を使わず開帳の状態から演奏を開始しました!」
楽団ホームページに貼っているYoutubeをご覧になられれば今回との違いが分かるかと思います。
今回このような演出を行ったのは
「創設5周年を記念したタペストリー」
このタペストリーを皆様に御披露したかったからであります。
(モノデザインさん作による5周年記念タペストリー)
いつもはサーティホールの緞帳がスーッと上がり前奏部の途中で指揮台から降壇してお客様に御挨拶していました。
ことしは入場時に皆様にまず
「ありがとうございます」
と一礼してから演奏を始めました。
今年も無事に祭を迎える事ができました。
指揮台に登壇し演奏を始めます。
昨年との違い。
「サウンドに厚みが増したこと」
夏のコンクール以降
「基礎合奏にウエイトを置き」
サウンドトレーニングを研鑽し
「サウンド重視」
「基本に忠実」
どの楽曲においてもサウンド感溢れる演奏ができるよう心がけました。
各声部、細部の濁りやリリースの処理などが気になりましたがこれも来年に向けてのバンドの課題です!
皆様にはどのように聴こえたでしょうか?
【コンサートマーチ「青葉の街で」】
本年度の吹奏楽コンクール課題曲です。
前半の主題部。
何も考えずに演奏すると
「暗い響き」
となりがちになるこのマーチ。
曲全体を通じて
「明るい音色となるように心がけました!」
キャッスルが演奏家において
「コンクールの課題曲・自由曲を演奏する意義」
それは
「ひと夏頑張った証(あかし)を確認するため」
です!
コンクールは色んな意味で
「我々を成長させてくれます」
演奏技術しかり、精神面しかりです。
コンクールを通じてキャッスルのコンセプトである
「一生懸命」
「人間育成」
これに直結するからです。
「演奏の基礎力が毎年保てているのもコンクールに出場し良い刺激を受けているから」
そう捉えています。
今年は
「銀賞」
にて悔しい想いをしましたが
「まだまだ自分たちが未熟である」
そう受け止め、来年は
「ピッカピカの演奏!」
これを目指して必ずリベンジするための努力をします!
そんな人生道場を今年度も親愛なるキャッスルメンバーと共に歩みたいと決意を固めています。
【スパルタクス】
古代いにしえのローマ時代。
剣士スパルタクス。
古代の戦士の闘いやロマンスを描写したのが
「ヤン・ヴァン・デル・ロースト作曲のスパルタクス」
です!
ヤン様ファンの私にとっては
「激熱」
そんな1曲となりました。
演奏を作るうえで大切にしたことは
「闘いの勇ましさや力強さ」
「古代ローマの時代背景」
「ロマンスを表す深くて柔らかい歌心」
「変拍子のバンドアンサンブル」
そんな部分を大切にしながら演奏を心がけました。
総論で言うと
「とても雰囲気あるスピリッツが籠った演奏ができた」
そう感じています。
しかしながら各論で言うと
「特に情景変化におけるアンサンブル力がまだまだ足りない」
そんな相反することを感じながら演奏していました!
スパルタクスの演奏難易度グレード皆様御存じでしょうか?
吹奏楽界の基準値と言われる
「難易度6」
そんな超ヘビーな曲でした。
そんな曲を織り交ぜながら演奏会を構成できる
「キャッスルの成長」
これについては正直嬉しさを隠せない思いを抱きながら
「メンバーが奏でる熱いハート」
これを受けとめ指揮台上から皆さんと
「ハートとハートのキャッチボール」
これを楽しんでいる自分がいました。