ブエノチェ~♪
昨日に引き続き福田先生やキャッスルメンバー、大産大関係者の皆さんで席を囲んだ懇親会での一コマを紹介したいと思います。
現在、社会情勢として
「大阪市音楽団」
の存続問題がクローズアップされています。
そんな
「ガバメント楽団(国や自治体の楽団)」
について宴席へ向かう道中にて色々と話を交わしました。
20数年前、大阪には、大阪市音楽団だけでなく
「大阪府音楽団」
なる自治体が抱える楽団がもう一つありました。
大阪の音楽環境が
「熱かった(厚かった)」
当時の雰囲気はこちらを参照してみて下さい(笑)
http://blog.castle-wind.com/g_director/archives/624.html
「大阪府音楽団の変遷」
この歴史について語りだすと話が長くなるので割愛しますが、今後の
「大阪市音楽団」
の動向に関するケースパターンになりそうな気がしてなりません。
世界に目を向けるとフランス国には
「ギャルド・レピュブリケーヌ」
なる
「フランス国軍楽隊」
のガバメント楽団があります。
「パリ・ギャルド」
なる愛称で有名ですよね。
シュミットが作曲した
「ディオニソスの祭り」
ギャルド演奏によるディオニソスの祭りを最初に聴いた時は
「この曲はギャルドのための曲だ!」
と重厚かつ色彩感がある
「ギャルドサウンド」
に惚れ惚れした方も多いと思います。
http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=1NUn7tNaevM#t=38s
現在、音源を聴き返しても納得の演奏。
「良いものは時代を越えても素晴らしい」
そもそもガバメント楽団たる地方自治体や公共団体が維持する音楽団の目的って何だろう?
考えてみましょう。
大阪市音楽団は
「吹奏楽の宝」
「日本の宝」
の楽団ではあるものの、存続意義や目的について追求してみると
「教育委員会直轄の機関(楽団)」
であることから
「大阪市内小中学校や各種施設へ赴き学校教育現場へ浸透すること」
これが究極の目的、あるべき姿だと思います。
すなわち教育機関として子供達に対する
「音楽教育にどれだけ貢献できたか?」
「一定の効果測定を得ることができたか?」
この点についてが良くも悪くも論点の一つになると思っています。
「今までこれらの活動をきめ細かく徹底してこれたか?」
「これからすることができるか?」
この点について説明できる活動が現存(存続)の答えに繋がってくると私は思っています。
大阪市音楽団だけでなく、他の
「ガバメント楽団」
についも話題は尽きませんでした(笑)
大阪市音楽団以外に
「プロフエッショナルなガバメント楽団」
はあるのだろうか?
という話になりました。
ありますよね。
「自衛隊音楽隊」
「消防音楽隊」
「警察音楽隊」
これらの公共系楽団があります。
前期のガバメント楽団は何を目的に存在しているのでしょうか?
「自衛隊活動」
「消防活動」
「警察活動」
それぞれの機関の執行部門が受け持つ行政(司法)の活動に対する
「広報」
という目的で楽団が存在しているのです。
いわゆる
「府民と官を結ぶ音の架け橋」
ですね。
ここを接点として色んな物事が広がっていくのです。
何事もやりにくい世の中になってきていますが、改革を迫られ、迷った時は
「本来の姿」
「本来の目的」
を見つめなおし
「原点に返ること」
「原点をしっかりと見つめること」
しっかり実態を把握することがこれからの活動に対するヒントや突破口に繋がってくると思います!
頑張れ!
「プロフェツショナル楽団!」
最後に気分がスカッとする演奏をご紹介しましょう。
福岡県警警察音楽隊による
「刑事ドラマメドレー」
です(笑)
(福岡県警音楽隊刑事ドラマメドレー)
警視庁もいってみましょう!
(警視庁音楽隊刑事ドラマメドレー)
「太陽にほえろメインテーマ」
「Gメン75のテーマ」
「はぐれ刑事純情派」
「西部警察パートⅡよりワンダフル・ガイズ」
我々世代にはたまらない名曲が並んでいます!
では。
☆活惚れ2012まで~残り23日♪