ブエノチェ~♪
今日は悩ましいお話。
我が母校
「淀工」
のお膝元であり、淀工吹奏楽部のホームグランドである
「モリカンこと守口市民会館(さつきホールもりぐち)」
が行政改革に伴い
「閉館」
との動きが示されています。
モリカンと言えば母校が開催する演奏会
「サマー・コンサート」
「1年生によるファーストコンサート」
の恒常開催ホールとして母校の関係者のみならず沢山の音楽を愛する人たちから親しみを頂いているホールであります。
モリカンは本番だけの使用ではなく
「コンクールに向けた合奏練習場」
「母校の文化祭」
等で使用していたホールです。
いわば、私達の
「青春の思い出が凝縮している場所」
すなわち
「聖地」
なのであります。
「大阪府青少年会館」
に引き続き今度は
「モリカン」
に閉館が迫られています。
同市が打ち出している
「もりぐち改革ビジョン」
なるビジョンはこちらを御参照下さい。
http://www.city.moriguchi.osaka.jp/contents/project/pdf/vision.pdf
「文化は心の豊かさを象徴」
しています。
財政という数字だけで
「文化を粗末にする」
考え方は如何なものかと思っています。
「教育」
「治安」
「明るい街」
これらは目に見えにくい、数値として表しにくい
「心の豊かさ」
の指数で保たれています。
街や地域を支えている根底には
「心の豊かさを示す文化力
があります。
例えばアメリカのマーチングバンド
「DCI(ディーシーアイ)」
の起こりは大人と子供がマーチングバンドを通じて触れ合い
「非行少年の更生」
から始まったという目的もあり、現在ではバンドが根付いて市民権を得たという事実もあります。
街から
「文化施設」
を取り上げて何が残るでしょう?
お金の代わりはありますが
「心の豊かさ」
に代わりなど作ることはできません。
現在
「大阪市音楽団」
の存続問題等も我々の注目を集めているところでありますが、
「これ以上夢や希望を取り上げないで欲しい」
と思っているのが本音であります。
本日、私は所要で参加できていませんが、現在
「チーム淀工」
のOB・OG勢が
「守口市民会館」
に集まり、同会館の存続に向けた
「決起集会」
を開催しています。
自分達が育った場所に
「感謝の念」
を抱きながら、自分ができることは
「卒業生」
として積極的にアクションを起こしたいと思っています。