ブエノチェ~♪
今日は沖縄が米軍政府統治下から日本に返還され
「40年が経過した記念日」
であります。
私が生まれた年
「1972年(昭和47年)5月12日」
沖縄は日本国に返還されました。
本土(内地)で生まれ育った人達は
「島の返還という出来事」
に関心が薄いかもしれません。
終戦後の日本、鹿児島から沖縄にかけての諸島は、長い間
「アメリカ政府の統治下に置かれていた」
時代がありました。
沖縄だけでなく私の故郷
「奄美大島を含む奄美諸島」
も米軍政府の統治下から
「1953年(昭和28年)12月25日」
日本に復帰しました。
祖父母や親戚達からよく
「島の返還に向けた苦労話」
など色んな話を聞きました。
高齢者から若い世代へ向けた
「想い」
の伝承行為。
ひらたく言うと
「かたりべ」
ですね。
今では想像もつきませんが、
「奄美、沖縄諸島が日本本土と分離されていた時代」
本土(内地)へ渡航するには、アメリカ政府や日本政府が発行した
「渡航用の身分証」
の発行を受け渡航証明をもらっていた時代がありました。
島内では車の通行方法や道路標識も米式でした。
終戦後そんな時代がありました。
私達の知らない時代から受け継いだ歴史。
歴史を知ることって
「今を生きることや見識を広げる上でとても必要なこと」
だと私は思っています。
物事のルーツや流れを知らないと
「正確に現実や物事」
を
「捉えること」
「見つめること」
ができないからです。
今から40年前に沖縄は返還されましたが沖縄は
「米軍基地問題」
等まだまだ諸問題の解決を迎えていません。
現在進行形の状態です。
ひとりの日本人として
「何でだろう?」
と考えることがあります。
12年前、沖縄に行った際、許可を得て
「嘉手納基地」
に入ったことがあります。
キャンプ内には軍用の基地だけでなく
「家やマンションが連なる一つの街」
がありました。
「リトル・アメリカ」
です。
この地で住む
「駐留米軍人とその家族達」
この人達も任務を受け、本当に複雑な気持ちで沖縄の地に居住している現実がありました。
「日本」
って何だろう?
「愛国心」
って何だろう?
どうしたら
「僕達日本人」
は強く生きることができるだろう?
沖縄返還40周年の今日。
テレビから流れる報道を見ながら色んなことを深く考えていました。
「灼熱の太陽(てぃーだ)が光り輝く空」
「エメラルドグリーンの澄んだ海」
そんな沖縄には
「人を和やかな気持ちにさせてくれる優しさ」
と
「憂いを帯びた歴史」
があります。
今日の子守唄は
「森山良子」
さんの名曲
「さとうきび畑」
を聴きながらそっと眠りにつきたいと思います。