ブエノチェ~♪
本日嬉しいニュースが舞い込んできました。
師匠である
「丸谷明夫先生」
本年度の
「大阪府文化賞」
この栄えある賞を受賞したとのことです!
詳細につきましては大阪府のホームページをご覧ください。
http://www.pref.osaka.lg.jp/bunka/news/osaka_bunka.html
母校に在校中
「大阪府にまつわるお話」
思い出深い話が二つあります。
ひとつは今回の受賞の選考理由にもある
「あいりん地区三角公園での夏祭り演奏」
これは私が高校3年生の時に初めて取り組んだ行事でした。
近年
「大阪市音楽団が民営化になった!」
この話題が我々音楽人にとっての重大ニュースでもありました。
今から二十数年前にも実は行政改革がありました。
「大阪府音楽団」
通称
「府音(ふおん)」
この愛称で親しまれた大阪府の吹奏楽団が解体となりました。
あいりん三角公園での夏祭り演奏。
この夏祭り演奏は府音が主に行っていた行事の一つでした。
府音が解体したことにより
「受け皿になるバンド」
このバンドとして白羽の矢が立ったのが
「当時の淀工」
でした。
演奏受託に関して賛否両論がありましたが
「やってみて良かった!」
これが本音です。
高校生が奏でる音楽に対して
「泣いたり、笑ったり、踊ったり」
感情をストレートに表現し、演奏を受け止めてくれる人たちでした。
驚きが隠せなかったのが夏祭りの演奏を終えた数日後に
「あいりん暴動」
これが発生したこと。
「演奏を聴いて涙を流していた同じ人たちがこうも違う顔を見せるのか」
高校生ながらにそんな驚きを隠せなかったことや大阪の歴史を垣間見ることができたこと等が印象に残っています。
以降24年間続けて夏祭りの演奏を続けていること。
「演奏会のホールに足を運んで下さるお客さんに対しての演奏」
だけでなく
「楽器や吹奏楽について知っている人も知らない人も含めて音楽の良さや真髄を知ってもらう」
夏祭りの演奏はそんな音楽の原点について考えさえられる本当に素晴らしい活動だと改めて感じています。
もう一つの思い出。
高校時代に母校が今回同様に
「大阪府から表彰」
されました。
「大阪府教育長室での授賞式」
丸谷先生と部長の私、副部長の3人で府庁に行った日のことを思い出しました。
表彰後、当時の教育長とお話する機会がありました。
私たちより先生の方が何故か緊張されていたシーンが記憶によみがえってきました。
賞状等を貰い学校へ帰る帰り道。
京阪天満橋駅近くの喫茶店に入りました。
「その時に飲んだクリームソーダの味」
「先生がストローの袋を吹き飛ばして僕たちにぶつけてふざけていたこと」
そんな楽しかった日々のことを思い出しました。
継続は力なりですね。
改めまして
「丸谷先生。受賞おめでとうございました!」
これからも大阪の文化の裾野を広げる活動を展開して人々に力を与えて下さい。
我々もそんな文化活動の一環を担い楽団活動を盛り上げ
「大阪の文化力」
これを育んでいきたいと思っています。
PS~昨日ホームページアクセスカウンター214000番ゲットされた方御連絡下さい!