ブエノチェ~♪
皆様のおかげを持ちまして無事終演した
「活惚れ2014」
この活惚れ2014の所感について9回に分割してブログを綴ります。
①サウス・ランパート・ストリート・パレード編
②コンサートマーチ「青葉の街で」編
③交響詩「ローマの祭」編
④かっぽれファンク編
⑥合同演奏「合同バンド」編
⑦合同演奏「中川英二郎トロンボーンオンステージ」編
⑧合同演奏「アンコール」編
⑨打ち上げ編
本日は
「①サウス・ランパート・ストリート・パレード編」
こちらをお楽しみ下さい。
【サウス・ランパート・ストリート・パレード編】
朝目覚めて会場へ移動の準備を行う。
朝食として車内で食べた
「クリームパン」
これがとても美味しく感じた。
セブンイレブンのミル挽きコーヒーにとてもマッチしていた。
演奏会当日の会場に到着すると妙にテンションが上がる。
「ぐんもに。(おはようございますの意味)」
「まいど。(今日も宜しくお願いしますの意味)」
駐車場にいる皆さんに朝の御挨拶。
演奏会の雰囲気。
これがたまらなく好きだ。
今回の演奏会。
先日お亡くなりになった岩井先生。
幼き日に岩井先生の世界感や音楽感を初めて聴いたのがこの東大阪市民会館だった。
http://blog.castle-wind.com/g_director/archives/1733.html
会場入りしてからいつも行う自分自身のルーティンがある。
私は舞台でいつも本番前の儀式を行っている。
儀式は野球人、桑田真澄さんが選手当時に行っていた儀式に影響をうけてのこと。
桑田氏が投球前に行う儀式にリスペクトして私は本番の舞台上でいつも行っている。
桑田流はひざまづきピッチングプレートに手をかざし祈りを捧げる。
私が行うのは舞台にひざまづき手をかざして舞台に語りかけることである。
「今日も素敵な仲間達と共に楽しい時間を過ごせますように」
「自分らしいキャッスルらしい空間になりますように」
そんな会話を舞台と交わす。
老舗会館独特の木の匂いや温もりを感じることができた。
ホールにある全ての時間や空間が心地よく感じる。
「ヨシッ。今日も気合入れて頑張ろう」
そんな気持ちになれる瞬間である。
演奏に至るまではこんなプロセスを過ごしている。
いよいよ本番。
演奏直前。
「ブーッ」
予ベルが鳴る。
暗転の中、演奏を開始するメンバーが舞台上でスタンバイしている。
舞台袖からメンバーの表情を覗き込む。
この空間もたまらなく好きだ。
指揮台に上がり位置からメンバーの皆さんの顔を見渡す。
本当に
「いい顔」
をしている。
ふとしたことが頭の中をよぎる。
「そういえばキャッスルメンバーとの舞台本番は半年ぶりだ…」
そう。
私は諸般の事情で3月のジョイントコンサートに出演できなかったんだと思い出す。
本番当日ギリギリまで頑張ったけど逃がしてくれなかかった。
止む無く本番出演は断念した。
自分自身の人生の中で悔しい想いをしたうちの一つである。
今日はそんな気持ちも捨てて
「皆と一緒に楽しく音楽をしよう」
それだけしか考えていなかった。
「タンタンタタン…」
ドラムの音が軽快に打ち鳴らされる。
ひな壇芸人達が咆える。
「パッパーパーパー♪」
「ブーン♪」
キャッスルの十八番
「サウスランパートストリートパレード」
この曲で幕が開けた。
馴染みの音が鳴ると
「程よい緊張感が開放され、その瞬間安心に変わる」
先日の演奏会ではそんな気がした。
そんな安堵感に浸っているうちに恒例となっている
「挨拶代わりのサンバホイッスル全員吹鳴」
いてまえー♪
「ピーッ・ピーッ」
吹鳴敢行終了。
サンバホイッスルを口から離した瞬間、私はいつも口癖と合図取りの意味を込めて
「せーのっ」
と言っている。
掛け声にあわせた前奏トゥッティも終了。
ここからは
「色んな楽器をカップリングしたデュオ」
デュオタイムが始まる。
デュオ部のトップバッター
「ピッコロ&チューバ部」
チューバUPの演奏を久しぶりに聞いた気がする♪
舞台の上でなんだか懐かしい感じがした。
「クラリネット部」
先日のジョイントコンサートでデビューしたお二人!
私自身は
「はじめまして」
そんな光景でした!
今日も元気だ
「トランペット部」
2014年度バージョンをジョイントコンサートに続いてチャレンジ!
今回特筆すべきはトランペットの裏で
「手をたたく舞台上のメンバー達」
だろう。
いつの間にか
「一人で手をたたく」
これに飽き足らず
「となりの者とハイタッチをする」
これが流行していたがまた新たな進化があった(笑)
「指差し、指振り、声援」
今回はこれが追加されていた。
楽しそうでホンマええね。
舞台上は完全に
「キャッスルメンバーの遊び場」
そう化していた(笑)
後半は
「ノリノリ気分のビート」
に乗せてラストスパートへ!
「チャッチャチャーッチャチャチャチャッチャー♪」
「チャチャチャチャチャチャーチャーーーーーーーブン♪」
指揮台を降り客席の皆様にご挨拶。
「本日もよろしくお願いします」
と小声でつぶやく。
この瞬間がたまらなく
「トゥキだー♪」
うん。
間違いなく始まった。
今年は
「活惚れ2014が東大阪にやって来た!」
サーカスやお芝居、更には相撲などに使われる
「巡業」
活惚れにはそんな言葉がとても似合っている。