ブエノチェ~♪
皆様のおかげを持ちまして無事終演した
「活惚れ2013」
この活惚れ2013の所感について12回に分割してブログを綴ります。
①サウス・ランパート・ストリート・パレード編
②復興への序曲「夢の明日に」編
③天使ミカエルの嘆き編
④いい日旅立ち編
⑤かっぽれファンク編
⑥合同演奏「本プロ」編
⑦合同演奏「歯車」編
⑧合同演奏「シーガル・ライジングサン」編
⑨ゲネプロ・準備・ブラストライブ取材編
⑩ホームステイ編
⑪茶話会編
⑫打ち上げ編
本日は
「①サウス・ランパート・ストリート・パレード編」
をお楽しみ下さい。
【サウス・ランパート・ストリート・パレード編】
演奏会の雰囲気。
これがたまらなく好きだ。
演奏会の当日ラブルーホールに到着すると妙にテンションが上がる。
会場前のラブリーホール搬入口前の駐車場にて車の整列をする出演メンバーの皆さんに元気良く一声かける!
「ぐんもに。(おはようございます)」
すかさずバックにて車を止める皆さんの誘導にあたる!
「ピピーン♪ガッツ石松(バックします)」
「ピピーン♪ガッツ石松(バックします)」
朝からテンションは絶好調だった!
ホールにある全ての時間や空間が心地よく感じる。
当然演奏会に至るプロセスも好きだ。
マイフェバリット用語で表現するとこうだ。
「たまらなくトゥキだー♪」
サウスランパートに話を戻そう(笑)
キャッスルにはこだわりがある。
演奏会のステージとステージの転換時に
「緞帳」
を使うことだ。
最近演奏会で緞帳を使わない演奏会が多いが
「緞帳捌き」
を上手く使うと
「演奏会全体が締まる」
という効果があり、お客さんの
「気持ち」
も切り替わる。
また緞帳は
「ホールの顔」
であるのでホールの想いや意思を表しているものでもあります。
ラブリーホールの緞帳は
「巨匠平山郁夫画伯が紫禁城を描いた名画」
「紫宮観望」
を緞帳にしており、天井から降りる緞帳一面に描かれている。
ラブリーホール公式ホームページ~ラブリーホールブログより
http://www.lovelyhall.com/blog/2012/06/post-111.html
「紫禁って天帝がいるところかぁ」
「紫に城って…」
「キャッスルやん。これって。」
思わず笑いが込み上げると同時にラブリーホールとの縁も感じた。
僕はどこのホールに行っても緞帳の絵柄を思慮深く見る習慣がある。
そこに描かれている
「想い」
を拾い上げたいからだ。
公共系のホールには
「緞帳」
がないので何だか物足りない味気ない気がする。
公共系のホールこそ
「ご当地や地域性」
をもっと個性豊かに前面に押し出すべきなのに…。
地域に造詣深くなることは
「音楽家である前にそこに生きる人」
として当然のこと。
どこの場所にあっても同じ基準で作っていることが
「ハコモノ」
と言われる所以なのだろうか…。
これも仕方無い事実なのだろう…。
現代文化の中で人間はどこかに大切な
「心」
を忘れてしまうのだろう…。
大阪市内に
「もっと使い勝手がいいホールが欲しい」
と本当に思った。
これまでの行政がねぇ…。
演奏直前。
「ブーッ」
予ベルが鳴る。
緞帳が締まっている後ろでは演奏を開始する前の我々がスタンバイしている。
この空間もたまらなく好きだ。
指揮台の位置からメンバーの皆さんの顔を見渡す。
本当に
「いい顔」
をしている。
少し周りと違う動きをしている人がいる(笑)
キャッスルのクラリネッター・ライオン氏
「ストラップに絡まったサンバホイッスルの紐がほどけず焦っている(爆)」
やさしく一言。
「ええで。もうすぐ緞帳上がるから。そのまんまで(爆)」
これも演奏前の
「コミュニケーション」
だと思っている。
これらの確認作業は当然の範疇。
最高のコミュニケーションは
「恒例のチャックチェックコール!」
「ソーシャルウインドウがオープンしていないか!」
確認することが最高のコミュニケーションなのだ(爆)
緞帳の裏でこうやって演奏前に気分を盛り上げていくのが好きだ。
笑いの中
「ブーッ」
本ベルがホール内に鳴り響く。
緞帳がサーッと上がる。
「タンタンタタン…」
ドラムの音が軽快に打ち鳴らされる。
ひな壇芸人達が咆える。
「パッパーパーパー♪」
「ブーン♪」
キャッスルの十八番
「サウスランパートストリートパレード」
この曲で幕が開けた。
馴染みの音が鳴ると
「程よい緊張感が開放されその瞬間安心に変わる」
先日の演奏会ではそんな気がした。
そんな安堵感に浸っているうちに恒例となっている
「挨拶代わりの全員サンバホイッスル吹鳴」
いてまえー♪
「ピーッ・ピーッ」
吹鳴敢行終了。
サンバホイッスルを口から離した瞬間、私はいつも口癖と合図取りの意味を込めて
「せーのっ」
と言っている。
掛け声にあわせた前奏トゥッティも終了。
ここからは
「色んな楽器をカップリングしたデュオ」
デュオタイムが始まる。
デュオ部のトップバッター
「ピッコロ&チューバ部」
練習時にはバージョン変更を試みまてチャレンジしたが結局は従来バージョンで演奏♪
「クラリネット部」
勢いに乗る和尚がデビューを果たす!
今回のデュオ。
なぜかしら二人とも舞台上でキョロキョロしていた。
なんだかキョロキョロする動きが気になって演奏を聴くことができなった(爆)
待ってましたの
「トランペット部」
2013年度バージョンをジョイントコンサートに続いてチャレンジ!
今回特筆すべきはトランペットの裏で
「手をたたく舞台上のメンバー達」
だろう。
いつの間にか
「一人で手をたたく」
これに飽き足らず
「となりの者とハイタッチをする」
これが流行しているような気がする(笑)
楽しそうでホンマええね。
舞台上は完全に
「キャッスルメンバーの遊び場」
と化していた(笑)
後半は
「ノリノリ気分のビート」
に乗せてラストスパートへ!
「チャッチャチャーッチャチャチャチャッチャー♪」
「チャチャチャチャチャチャーチャーーーーーーーブン♪」
指揮台を降り客席の皆様にご挨拶。
「本日もよろしくお願いします」
と小声でつぶやく。
この瞬間がたまらなく
「トゥキだー♪」
うん。
間違いなく始まった。
活惚れ2013が…。