ブエノチェ~♪
「第3回祭」
今年を振り返りつつ、演奏会の感想の続きを記していきます!
本日は
「第3回祭の感想~演奏編(第3部・前編)」
です!
【風紋】
キャッスルが奏でる風紋。
「エネルギッシュで熱かった」
その反面、前半のピアノ部はもう少し
「気持ちを静め」
「音色と音色を丁寧に作りたかった」
これが本音であるが
「第3回祭のヘビープログラム」
大曲が並んだこのプログラムをこなすには致し方ない面があったことも考慮しないといけない。
風紋の練習過程や本番の演奏中に感じたこと。
風紋が吹奏楽コンクール課題曲だった頃の
「1987年(昭和62年)当時の気持ち」
いつもここに舞い戻っている自分がいた。
キャッスルには
「城陽中OB・OG」
が何人かいる。
1987年全日本吹奏楽コンクール。
漆黒の舞台普門館にて
「風紋&仮面幻想」
この2曲を演奏し、見事
「全国大会金賞」
を受賞した中学校がある。
そう。
当時の常勝集団。
「城陽中学校吹奏楽部」
である。
私は当時中学3年生。
「城陽中学校の隣接校、蒲生中学校の生徒」
だった。
当時は
「伝統を受け継ぐ城陽中」
「個性派揃いの蒲生中」
と隣接校同士の学校でもカラーが全く違った。
大阪大会や関西大会で生で聴いた当時の城陽中の演奏が忘れられない。
全国大会の演奏はCDでよく聴いた。
当時の蒲生中学校顧問の先生には
「ひとつ川を渡るだけで何が違うねん」
などと言われ続け常に城陽中学を意識しながら育った自分達がいた。
そんな隣接校同志の僕達。
一緒に交わる機会が年に1度あった。
今はもうなくなった
「御堂筋パレード」
である。
当時の
「城陽&蒲生バンド」
この合同バンドのユニホーム。
「赤のTシャツと白のズボン」
このユニホームを身に纏い、一緒にパレードしながら演奏する練習や本番時が唯一の接点だった。
当時一緒に練習すると中学生なりに
「意識すること」
「学ぶこと」
そんな色んなことが多々あった。
「練習方法しかり」
「しきたりしかり」
である。
そんな僕達にはまだ共通点があった。
私の師匠、蒲生中の顧問の先生が
「城陽中学校吹奏楽部出身」
なのである。
すなわち、私たち当時の蒲生中の生徒は
「城陽イズム」
を受けながら育った孫弟子のような存在だった。
当時顧問の先生の口ぐせ。
「母校の城陽に勝つバンドを作りたい」
と言われ続けて育ったのが僕達。
「チームG(蒲生)」
このバンド活動の根底にあったのは
「城陽中への敬愛とライバル心だった」
今から振り返っても間違いなくそう思う。
現在に話を戻そう。
私の師匠は
「城陽中の顧問」
である。
そんな師匠を支える存在として私は現在
「城陽中のスタッフ」
として城陽中学校吹奏楽部のお手伝いをしている。
私がスタッフとして携わろうと決めたこと。
ひとつは
「城陽が持つDNAや遺伝子を残すための使命感」
もうひとつは
「自分らしく生きるため」
そんな気持ちで5年前からお手伝いし続けている。
ここに至る結果は偶然ではなく、所縁的な因果を感じてならない。
キャッスルウインドアンサンブル。
言わずと知れた私たちの居場所である。
ここには当時の深い絆で結ばれていた
「当時の城陽中&蒲生中」
このメンバー達が住人として在籍している。
先日もそんなメンバー達が集う
「花の47年会」
これを開催し同級生達で集い
「昔話」
に花を咲かせた。
http://blog.castle-wind.com/g_director/archives/1198.html
ここに至る結果は偶然ではなく、所縁的な因果を感じてならない。
今を知ること。
進化すること。
それは過去の歴史を丁寧に見つめ返すことが第一歩であると私は考える。
第3回祭で演奏した
「風紋」
この曲を演奏しながら
「懐かしい風と新しい風」
この相反するふたつの風を舞台の上で受けながら楽しんでいる自分がいた。
【第3回祭の感想~記念撮影編】
http://blog.castle-wind.com/g_director/archives/1179.html
【第3回祭の感想~演奏編(第1部)】
http://blog.castle-wind.com/g_director/archives/1180.html
【第3回祭の感想~演奏編(第2部・前編)】
http://blog.castle-wind.com/g_director/archives/1181.html
【第3回祭の感想~練習の裏側の裏側編】
http://blog.castle-wind.com/g_director/archives/1183.html
【第3回祭の感想~アンケート編】
http://blog.castle-wind.com/g_director/archives/1185.html
【第3回祭の感想~演奏編(第2部・後編)】
http://blog.castle-wind.com/g_director/archives/1191.html
【第3回祭の感想~演奏編(第3部・前編)】