通勤のお供。
イヤフォンを耳に突っ込み、他人を気にせず自分の世界に浸る音楽鑑賞。
最近は
「1970年代フォークソング」
これを好んで聴いています。
何が好きかというと
「戦後の日本社会に変革の革命を掲げた時代の描写」
「社会を変えたい中に生きた人々の熱いソウル」
歌にはそのような魂があります。
当時のミュージシャンが歌う歌に時代や歴史を感じながら日々聴くことを楽しみや研究としています。
今日の歌のチョイスは
「井上陽水さん」
「傘がない」
僕が生まれた年にできた曲。
僕が生まれる前の月にできた曲。
まもなく半世紀を迎える曲です。
ここ数日、雨降りが長いので車窓から見え雨色の景色に合う歌をこぞって聴いていました。
曲の背景は当時のファッションだった学生運動。
学生運動にあけくれていた主人公が彼女に逢いに行くストーリー。
感想としては
「昭和フォークは沁みる」
「結局、昔(50年前)と今でも若者の感覚に何の変わりなどないこと」
「長い生物学上の長い長い歴史から見れば半世紀(50年)などホントちっぽけなもの」
そんなことを感じながら若かりし頃の陽水さんの美声に耳を傾けていました。
今に置き換えると。。。
感染症対策も数日、数ヶ月の短い時間のスパンに一喜一憂せず
「長期的なスパンを見据えて対処すべき」
そんなことをさりげなく語りかけているような
「傘がない」
でした。