ブエノチェ~♪
皆様のおかげを持ちまして
「キャッスルウインドアンサンブル第6回祭(定期演奏会)」
無事終演することができました。
今年度1年間の活動への感謝と演奏会終演の余韻をかみ締めながら祭について
【第6回祭の感想~演奏編(第1部)】
http://blog.castle-wind.com/g_director/archives/2300.html
【第6回祭の感想~演奏編(第2部)】
【第6回祭の感想~演奏編(第3部)】
【第6回祭の感想~演奏編(アンコール)】
【第6回祭の感想~打ち上げ編】
http://blog.castle-wind.com/g_director/archives/2292.html
これらの項目について振り返りたいと思います。
本日は
「演奏編(第1部)」
こちらをお楽しみ下さい。
【演奏編(第1部)】
【マーチエレガント】
毎年演奏会の冒頭で演奏するマーチ。
毎年同じ曲を演奏するからこそ
「毎年の違いについて比較すること」
「毎年の変化を感じること」
ができる。
これが演奏する狙いである。
今年の演奏。
昨年同様に今年も各パート入れ替わりが激しく新規入団メンバーも多かっかった。
「何も言わなくても阿吽の呼吸で演奏でしるだろうとは全く思わなかった」
そんな趣旨からも今年はこのマーチエレガントの練習時間を例年より多く費やした。
自分達が知らず知らずのうちに
「惰性に流されていた箇所」
これに気づくこともできた。
バンドも音楽も
「二度と同じメンバーで同じ演奏はできない」
そう再認識させられた。
昨年は5周年のタペストリーを使用。
今年は初めてオーケストラピットを使用。
それに伴い緞帳を使わなかった。
私は演奏直前の緞帳裏における
「奏者とのコミュニケーション作り」
舞台転換における
「気持ちの切り替えやお客様に支度が見えない転換」
開演前や待ち時間における
「ホールの顔である緞帳絵に込められた歴史や想い」
そんな意味合いから緞帳を使えるホールとして楽団創設時に色々なホールを模索してサーティホールを祭の定期演奏会ホームグランドとして当時のスタッフ当時の共に決めた。
なんとなく原点を忘れかけているような気がしたので来年はやはり緞帳を使えるような進行を検討したく思っている。
そのホールにはそのホールにしかない良さがあるのだから。
【マーチ春の道を歩こう】
2015年吹奏楽コンクール課題曲のマーチ。
タイトルに季節の春が付いているこのマーチ。
「夏や秋に良い演奏ができるかな?」
そんなことを考えながら取り組んだ一曲だったが素朴な疑問を吹き飛ばす
「自分達の演奏」
についてとても考えさせられるバイブルとなった。
特筆すべきは今年の合宿での練習。
遅くまで飲んで語り明かした翌朝の合奏。
20名くらいの少人数でしたが
「アナリーゼの確認」
「演奏ですべきことの整理」
「ユニット感の認識」
演奏のコアを作ることによりそれが波及したのが最大の副産物だった。
取りかかりからの練習を含めると
「春夏秋冬楽しめた思い出深い一曲」
となった。
その集大成を祭で演奏できたことが嬉しかった!
【交響詩モンタニャールの詩】
2015年吹奏楽コンクール自由曲として取り上げた曲。
管楽器群と打楽器群の融合。
リコーダーやハーブ、ピアノの効果。
仁王立ち殺人ウインドマシーン。
これらの点について
「各種演奏会やコンクールでの演奏を通じて模索し続けた一曲」
だった。
グレードの高い曲を理解して自分達のものにする演奏にする仕上げること。
今年のキャッスルの成長を側面で支えた一曲である。
コンクールを終えてから合奏で通したのが
「たった1回!」
あとはパーツ磨きの練習となった。
長く取り組んだ曲は
「これくらいの緊張感がある方が演奏のスパイスとなる」
そう感じた演奏だった。
【紫黒城のテーマ】
昨年の楽団創設5周年を記念して
「作・編曲家の福田洋介先生」
に作曲してもらった一曲。
その名も
「紫黒城のテーマ~Theme of Brack purple Castle」
このような素敵なタイトルの委嘱作品を御提供頂いて光栄に思っています。
重ねまして作曲者の福田洋介先生に厚く御礼申し上げます。
創作までの道のりについて振り返ってみましょう。
~最初で最後のキャッチボール~
http://blog.castle-wind.com/g_director/archives/1856.html
~委嘱作品視聴会開催~
http://blog.castle-wind.com/g_director/archives/1857.html
~これから作る長い時間へのプレリュード~
http://blog.castle-wind.com/g_director/archives/1862.html
~新しい生命誕生の息吹~
http://blog.castle-wind.com/g_director/archives/1869.html
~本日はおめでとうございますの日でした!~
http://blog.castle-wind.com/g_director/archives/1871.html
~CWE委嘱作品の相棒探し~
http://blog.castle-wind.com/g_director/archives/1876.html
~音色もよくいい雰囲気になる気配を感じることができました~
http://blog.castle-wind.com/g_director/archives/1878.html
~大阪の中軸バンドとしてキャッスル魂を叫ぶ~
http://blog.castle-wind.com/g_director/archives/1880.html
紫黒城のテーマはモンタニャールの詩同様に今年のあらゆる本番で使用した曲。
どの本番も
「一長一短ある演奏」
だったが
「初演の勢いに負けない1年の集大成」
そんな演奏ができた。
キャッスルらしい艶やかなサウンド。
来年もこの演奏にさらなる磨きをかける所存である!
〜演奏編(第2部)に続く〜