昔お世話になった元上司のお見舞いのため本日とある病院へ行ってました。
元上司と久しぶりに再会し、昔話に花を咲かせながら色々と喋っていると、現在の仕事以外になりたかった職業について聞かれ逆問をうけました(笑)
私が将来なりたかった職業は世代ごとに気持ちの変遷はありましたが、
「私立探偵」
「学校の先生」
「ツアーコンダクター」
の三つの職業に就きたいと考えていた時期がありましたと答えました(笑)
探偵は小学校の卒業文集に書いた職業。
小学生の頃は図書館に行って本を読むのが大好きな少年でした。
夏場はクーラーがよく効いた図書館で色んな本を沢山片っ端に読みあさっていました。
中でもお気に入りだったのが、
「江戸川乱歩」
シリーズ。
「怪人20面相」
「青銅の魔神」
「鉄人Q」
などの作品に登場する主人公、明智小五郎探偵が難事件を解決する推理力や行動力に
「ドキドキ」
したり
「ワクワク」
したり幼いながらに胸をときめかせていました。
また、現実っぽさの中にSFファンタジーが混じった江戸川乱歩作品の世界観が本当に大好きでした。
そして文学派から音楽派への変身が訪れます(爆)
音楽や楽器には幼少時代から触れる機会が環境的に多かったのですが、中学時代に
「吹奏楽」
と出会い、
「ズキューン」
と音楽の面白さや仲間との出会いに胸を撃ち抜かれ
「吹奏楽と一生の付き合い」
をする決意しました。
こんなことになるとは全く思ってもみませんでした!
勉強なんかそっちのけで明けても暮れても音楽の勉強ばかりしていました!
高校に進学してからも将来の進路については本当に悩みました。
「学校の先生」
になって
「吹奏楽部の顧問」
になりたいと思っていたこともあるし、あるいは
「ツアーコンダクター」
になって、
「日本や世界の色んな土地や観光地」
をかけ巡り旅行客の案内やお世話をして、携わった沢山の人に
「笑顔」
になってもらう仕事をしたいと思っていた時期がありました。
でも
「とても深い縁」
により今の仕事に就いた
「巡り遇い」
が今となって本当に良かったと思っています。
色んな
「尊敬すべき人」
とも出会えたし
「自分をここまで育ててくれた職業」
にとても感謝しています。
目の前にいる昔は怖かった鬼上司の
「弱い姿」
を見るのは本当に辛いです…。
でも病室を出るときは
「笑顔」
でお別れしてきました。
帰り道。
真っ直ぐ駅に向かわずに病院近くにある
「四天王寺さん」
で手を合わせて願掛けしている自分がいました。
何度も何度も同じ言葉を繰り返し発するしか術がない自分がとてもちっぽけに感じるしかありませんでした。