今日はちよっとニュースから。
少し重い話でスイマセン(笑)
府議会が府庁移転案で問疑をかもしていますね。
私はWTCに府庁機能全てを移転するのには少々問題があるのではと思っている派です。
確かに、WTCを拠点とした道州制導入等の構想もあるでしょうが、私は現実面から捉えた意見です。
府の機能の一つとして、「防災対策」がある。
地震や洪水の災害が発生した時に、「危機管理室」として、府が必要な措置や活動をしなければならないことがある。
我々にゆかりのある「大阪城」は何故あそこに建っているのでしょうか?
敵から攻め込まれたり、風水害から逃れる城を守る術として、
「上町台地」
にお城は建っているのです。
昔の人は、城や城主を守る危機管理能力が必然的にあったとのだと思います。
風水害の時に、職員は庁舎に招集されます。
さて、WTCはどうでしょう?
海に面した埋め立て地にひとたび液状化現象が起きればセンターである府の機能がアウト。
海に近い環境で風水害がひどければ、船もヘリコプターもアウト。
どのようにして必要な措置を施すことが出来るでしょうか?
私は、司令塔のバックアップ対策も含めた
「WTCの第二庁舎案」
がいいのではないかと思っています。
現在、府庁周辺の外部ビルに入っている部門を全てWTCに回して賃貸コスト削減を図り、司令塔であるメイン機能は府庁そのもので行う。
私はこうあって欲しいと個人的に思っています。
我々の生活に直結している府政。
でもこの先どうなるでしょうね?
一府民として、移転案に関する議会の動向について興味を持って観察しておきたいと思います!