全国的な新型コロナウイルス感染拡大に伴い、本日、政府が既存緊急事態宣言下の都府県への延長、新たな緊急事態宣言府県の追加、まん延防止措置を適用する府県について決定がなされました。
キャッスルウインドアンサンブルの楽団コンセプトに
「音楽活動を通じた地域社会への貢献」
これを掲げています。
先日コンクールを棄権した根底には楽団活動における
「地域社会への貢献」
このコンセプトを実行することも理由の一つにあります。
昨年、未知なるコロナウイルスに対峙するにあたり、一分たりともブレることなく、この理念に今も突き動かされているからです。
【2020.5.3】
http://blog.castle-wind.com/g_director/archives/3918.html
【2,020.5.20】
http://blog.castle-wind.com/g_director/archives/3935.html
昨日、阪急百貨店、阪神百貨店の
「一部店舗休業、入場制限」
このニュースを見て胸を痛めていました。
我々の仲間であり、良きライバルでもある職場バンド
「阪急百貨店吹奏楽団さん」
練習もままならないどころか、職場で働く社員さんが
「コロナ感染症の恐怖や不安と背中合わせに職務に邁進されている」
本来なら、笑顔でお客様を迎え入れる場所が、クラスターの脅威に晒されているのです。
本当に心を痛めます。
キャッスルの団員にも
「仕事(生業)の制約を守るが故に活動が制限される団員が複数いたこと」
これも事実であります。
持論ではありますが、
「プロのオーケストラ楽団員や吹奏楽団員を含めた音楽家が仕事(生業)として行う事業」
「学生が教育の一環として行うクラブ活動」
これは最大の感染症対策を講じて行うことはとても大切なことだと思います。
しかしながら職場、社会人で構成する楽団は
「生業(なりわい)を大切にして初めて社会貢献に繋がる。」
そうではないかと考えます。
社会問題となっている感染症感染拡大を止める人流抑制。
職場や社会人バンドは前述のプロや学生とはカテゴリーが違うのではないかと、コロナ禍であるが故に感じる感覚であります。
音楽家の生業や学生教育ではない任意活動だからです。
キャッスルウインドアンサンブルが現在執っている楽団コンセンサスは
「好きな音楽活動をしたいけど、今我慢することが人流抑制への社会貢献に繋がる」
そう理解して行動提起を為しています。
(活動されている楽団を批判している訳ではありませんので誤解されませんようお願いします。)
何が正解か分からない世の中だからこそ
「楽団コンセプトやコンセンサスを信じて行動すること」
これが楽団の体力や土壌を作り上げる礎であるとの理念を原動力として実践しています。
まだまだ先行きが見えない世の中です。
大切なものや、壊したくない宝物。
宝物は時間と感覚との程よい間合いや距離感を五感の作用で感じながら守るべきものであるとコロナ禍にて痛感している次第であります。