親愛なるキャッスルの皆さ~ん♪
昨日の大阪府吹奏楽コンクール出場お疲れ様でした!
皆さんと共同作業で築き上げた情熱がこもった演奏。
充実した12分間のステージでの時間。
「とても楽しく」
「そして幸せに」
感じることができたこと。
賞の色にこだわることなく素直に嬉しかった結果です。
演奏に関しては
「全てのメンバーによる努力の結集」
この言葉がふさわしいと思います。
「音の色にこだわったキャッスルサウンド」
会場内に朗々と響き渡っていました♪
親愛なるキャッスルの皆さん。
素敵な時間を本当にありがとうございました。
【風がきらめくとき】
ファイル 5489-1.mp3
【おほなゐ~1995.1.17阪神淡路大震災へのオマージュ】
ファイル 5489-2.mp3
今年の結果は銀賞でした。
演奏の結果を冷静に振り返ると
「団員メンバーの安定化」
「確実にサウンドが上がっている」
このような良い面が如実に現れていました。
しかしながら昨年から
「一般・職場部門の環境やカテゴリーが変わりつつある」
このような環境下の中で、
「相対評価から一つ頭を出るには今以上の練習や練習に向けた工夫や技術向上が必要である」
そんな現状の厳しさを痛感した次第です。
まだまだ頑張らないと!
「コンクールは出場するメンバーでどれだけ一緒に練習できたか?(したか?)」
このことに尽きますね。
一般団体が抱える永遠のテーマとの戦いです。
「課題曲Ⅱ:風がきらめくとき」
とてもいい曲だと率直に感じた感性をそのまま出せたらいいなと思い取り組んだ曲。
本番前の2週間でぐんと演奏の内容が上がりました。
和声に対しての考え方や捉え方。
学生と違い限られた時間の中でアナリーゼが浸透するまでに時間がかかりましたが本番の演奏は
「楽曲が持つとても優しい暖かいサウンドで演奏できたこと」
舞台から私を通り越して風が吹いている。
そんな感覚を楽しんでいました。
自由曲として取り上げた
「おほなゐ~1995.1.17阪神淡路大震災へのオマージュ」
いうまでもなく29年前に起きた阪神淡路大震災をモチーフとした楽曲です。
選曲時
「震災を思い出すから」
など、ためらう理由も含め検討を行ったこの曲。
震災から30年を目前に控え
「今やらなきゃもう演奏することないでしょう」
「何かを伝えなきゃ」
そんな心境に掻き立てられるがままに選曲した曲でした。
「私を含めて大震災の現場を体験しているメンバー」
「大震災を知らない震災後に生まれたメンバー」
様々な年齢層がいる中、楽曲に向き合うそれぞれのメンバーの姿勢が尊かったです。
「大震災の発生」
「復興そして祈り」
これらの描写をイメージした演奏。
地震のシーン。
「突然の災いを表すシーン。少々うるさくてもいったれ」
突然襲い掛かる災いを描写しました。
当然コンクールの審査としては微妙な部分もあったであろうかと思っています。
災いの表現に妥協はありまでんでした。
祈りのシーン。
自分自身が産まれたルーツ。
そして想い出ある神戸の街。
メンバーが奏でる演奏を聴きながら神戸の景色が頭の中で回ってていました。
「復興の光り」
「鎮魂の祈り」
神戸復興の象徴ルミナリエの光り。
そんなシーンが蘇っていました。
メンバーと一緒に創り上げた努力の積み重ねの結果が演奏に現れていました。
賞の色よりもこの結果を称えます。
バンド全体の基本的な力量は
「間違いなくこれまでより上がっています」
課題としては
「固定されてきた団員の基礎スキルを上げてそれを維持すること」
です。
私を含めてまだまだ力不足であることを真摯に受け止め次への課題にしたいと思います。
親愛なるキャッスルの皆さん!
下を向くことなく来年も奮起しましょう!
吹奏楽コンクール。
不思議な魅力があります。
コンクールという12分間の世界。
この12分間のために
「費やす時間」
「費やすエネルギー」
「費やすヒューマンパワー」
この過程が本当に大好きなのです。
キャッスルのメンバーと共にコンクールに出場し
「音楽に没頭してステージで演奏した楽しい時間」
舞台上の時間がとても心地良かったし、いい音が聴こえると自然に笑みがこぼれる瞬間もありました。
舞台に上がっている時間
「今年もコンクールが来たぞ!」
この感覚を楽しむことができたこと。
指揮台から見える皆さんの真剣な眼差しが最高の景色でした。
大人になって、音楽という一つのことに対して
「熱っぽく夢中で頑張って涙を流すこと」
こんな経験ができる
「環境や場所」
本当に少ないと思います。
皆さんの笑顔や涙を見ていつも考えること。
「キャッスルの魅力って何だろう?」
「キャッスルらしさって何だろう?」
ということを常に考えます。
その答えは
「温かくて優しくてアグレッシブでポジティブでエネルギッシュな人が満載の人生道場」
とでも言いましょうか。
「熱く篤い演奏ができる場所」
「愉快で素敵な仲間たちが集う場所」
これがキャッスルの魅力だと感じています。
コンクールに際してこれまでご支援ご声援いただいた関係者の方々、団員をとりまく家族や知人の皆様本当にありがとうございました。
来年も精一杯頑張りたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
「我々の居場所キャッスルウインドアンサンブル」
音楽を通じて、家族のような繋がりができる
「心の故郷」
そんな存在であり続ける魅力作りにさらなる磨きをかけたいと思います。