本日の出来事。
ロシアとウクライナの間で戦争が始まりました。
いつの世もどこにいてもどんな理由があろうと戦争は嫌なものです。
キャッスルウインドアンサンブル。
次の演奏会、第12回祭にて
「この素晴らしき世界(What A Wonderful World)」
ニューオリンズの歌手でトランペット奏者の
「ルイ・アームストロングさんの名曲を演奏」
します。
野太い声で希望を歌い、人々の心に語りかけ、切なくも力をもらえる曲です。
生前のルイ・アームストロングがこの曲についてこう語っていました。
最近若いやつがよく俺にこう言ってくるんだ。
「この素晴らしき世界ってどういう意味なんですか?」
「世界中で戦争が行われていますよね?」
「それも素晴らしいっていうんですか?」
「飢饉や環境汚染の問題もありますよね?」
「全然すばらしくなんてないですよ」
若者よ。
落ち着いてこのじいさんの言うことに耳を貸してくれ。
俺には世界がそんなに悪いって思えない。
人間が世界にしていることが悪いんだ。
俺が言いたいのは、世界にもう少しチャンスを与えれば、みんなその素晴らしさがわかるってことさ。
愛だよ愛。
それが秘訣なんだよ。
もしもっとみんながお互いを愛しあったら沢山の問題なんて解決される。
そして世界はとびきり面白くなる
だからこのおいぼれは言い続けるのさ。
そう語ったそうです。
ルイ・アームストロングの
「What A Wonderful World」
この曲は、愛、平和、調和という時代を超えたメッセージを通してインスピレーションを与え続けています。
アームストロングにとって、それは可能性の物語だったはずです。
ロシアとウクライナの間で戦争が始まりました。
どうかこの素晴らしき世界が訪れますように。