昨日
「国際交流親善コンサート~旋律(おと)は国境を越えて~」
八尾プリズムホールに於いて無事終演することができました。
共演した
「大阪朝鮮吹奏楽団様」
「漢拏ウインドアンサンブル様」
このような演奏の機会を頂きありがとうございました。
また、御来場下さった皆様、過分なる御厚志、御祝電、差し入れ等下さった皆様、誠にありがとうございました。
この場をお借りして御礼申し上げます。
国際交流親善コンサートを終えて。
隣国の韓国から
「漢拏(ハルラ)ウインドアンサンブルの皆様を迎えた演奏会の開催」
主催者の大阪朝鮮吹奏楽団の皆様と共に
「遠路はるばる日本にお越しになるお客様をお迎え入れる精神」
「音楽と人はひとつ」
そんなことを大切にした演奏会を開催したいとの趣旨に賛同し
「キャッスルウインドアンサンブルとしてできること」
国際交流色溢れる演奏会になるためどうすればいいのか?
この行動を起こしたのが始まりでした。
我々が過去
「韓国済州島へ訪問演奏した際に受けた人の優しさや温かさ」
漢拏ウインドの皆さんとからそんな気持ちを受けました。
漢拏ウインドさんの来日にあたり、今度は我々が
「人種は話す言葉は違うけれど『人として』『音楽人として』何かできることはないか?」
そんなことを考えながら主催者の大阪朝鮮吹奏楽団さんと意見交換しながら準備を進めてきました。
演奏会を開催するにあたり、これまでの道のりを少し振り返ってみましょう。
【2011.6.21~今里新地で済州島を語る】
http://blog.castle-wind.com/g_director/archives/652.html
【2015.5.14~済州島出発の前日】
http://blog.castle-wind.com/g_director/archives/2079.html
【2015.5.15~済州島に上陸】
http://blog.castle-wind.com/g_director/archives/2080.html
【2015.5.16~済州島での本番前】
http://blog.castle-wind.com/g_director/archives/2081.html
【2015.5.17~音楽と人は一つ】
http://blog.castle-wind.com/g_director/archives/2082.html
昨日の演奏会では
「漢拏ウインドアンサンブル」
「キャッスルウインドアンサンブル」
「大阪朝鮮吹奏楽団」
三者三様の個々の特色を生かした演奏。
そんな演奏会になりました。
キャッスルウインドアンサンブルがテーマとして掲げたこと。
「日本の風情、情緒あふれる演奏」
「エンターテイメント性あふれる演奏」
これらをテーマとして
①紫黒城のテーマ
②私のお気に入り
③かっぽれファンク
この3曲を演奏しました。
昨日の演奏は
「おもてなしの精神」
日本人が持つ
「和の精神が伝わった演奏」
そんな演奏だったのではないかと自負しています。
これまで色んな演奏会を経験してきましたが
「かっぽれファンクの曲中に行うK・A・P・P・O・R・Eを表すボディランゲージ」
会場におられるお客さんの9割以上の人が
「舞台上の我々と一緒になり共に楽しんで頂けた」
そんな好印象を受けました。
また、客演指揮者
「高昌帥先生」
を迎え
「漢拏ウインドアンサンブル」
「大阪朝鮮吹奏楽団」
「キャッスルウインドアンサンブル」
この3団体により合同演奏にて奏でた音。
「融合」
という言葉では表せない
「想いがこもった深い音」
そんな心地よい音がホールに鳴り響いていました。
「旋律(おと)は国境を越えて」
演奏会タイトルに相応しい手応えを感じることができました。
キャッスルウインドアンサンブルらしさとは?
「個々や自団の存在意義を確かめながらアクティブに活動すること」
であると感じています。
音楽を通じ、この精神を大切にしながら魅力ある楽団作り、すなわち
「我々の城づくり」
この活動に邁進する所存であります。
最後に。
「国際交流親善コンサート」
にてお世話になった全ての皆様に感謝の気持ちで一杯です。
本当にありがとうございました。