ブエノチェ~♪
先日皆様のおかげを持ちまして無事終演した
「活惚れ2014」
この活惚れ2014の所感について9回に分割してブログを綴ります。
①サウス・ランパート・ストリート・パレード編
http://blog.castle-wind.com/g_director/archives/1755.html
②コンサートマーチ「青葉の街で」編
http://blog.castle-wind.com/g_director/archives/1758.html
③交響詩「ローマの祭」編
http://blog.castle-wind.com/g_director/archives/1761.html
④かっぽれファンク編
⑥合同演奏「合同バンド」編
⑦合同演奏「中川英二郎トロンボーンオンステージ」編
⑧合同演奏「アンコール」編
⑨打ち上げ編
本日は
「④かっぽれファンク編」
こちらをお楽しみ下さい。
【かっぽれファンク編】
キャッスルの十八番
「かっぽれファンク」
この曲は演奏会のタイトル
「活惚れ」
にもあるように大変思い入れがあるネーミングの曲なのです。
タイトルの詳細については過去ブログを御参照下さい。
http://blog.castle-wind.com/g_director/archives/1342.html
さて。
そんなかっぽれファンク。
この曲と共に
「色んな地方を巡回する『活惚れ』とネーミングしたこの演奏会」
まるで
「相撲の場所巡業」
「サーカス一座の巡業」
のように、その時、その場所での出会いを大切にする
「一期一会」
の気持ちや、新たに人や場所とめぐり逢い、新たな道を作る
「フロンティア精神」
そんな気持ちが溢れるのです!
巡業に行った先、行った先において
「その土地柄や人柄に触れ」
「新たな出会いを大切にして」
「音楽を通じて笑顔になれる」
これが活惚れ開催地を廻している醍醐味であます。
また、楽団そのものや団員個々の意識が
「井の中の蛙」
になったり
「マンネリ化」
しないよう1年間の中で変化をつける演奏会としての位置づけや狙いがあります。
今回訪れた場所は
「東大阪市市民会館」
でした。
私をはじめとした吹奏楽経験者は
「近畿大学の演奏を通じて岩井先生の世界に出会った思い出深い場所」
です。
また
「大住シンフォニックバンドさん」
とのコラボレーションが決まってから学研都市線の沿線からのアクセスを考慮した会場でした!
当団を支えてくれるお客さんだけでなく、大住シンフォニックバンドさんのお客さんや客演である中川英二郎さん目当てのお客さんも含めて楽しんで頂けたことが主催する側としてとても嬉しく感じました。
本番を繰り返す度に
「かっぽれファンクはいい曲だと実感」
します。
舞台上から声を掛けかけながら
「K・A・P・P・O・R・E」
とコールする。
我々と客席のお客さんと共に
「ボディランゲージでアルファベットを描くシーン」
会場が一体となって
「K・A・P・P・O・R・E」
タイムを楽しんでいました♪
キャッスルが奏でる今回のかっぽれの特徴。
「かっぽれ隊ダンサーが過去最大人数となったこと」
「かっぽれ隊ダンサーの新人割合が過去最大人数となったこと」
「コンサートマスターの代役Mさんがファンクソロを吹ききったこと」
これらが特筆されます!
今年3月の本番、ジョイントコンサートを終え、活惚れ2014に向けての練習を開始するにあたり一抹の不安がありました。
チームリーダー
「とどさん」
を支え、かっぽれ隊メンバーの中心としてメンバーをまとめていた
「たけっと」
彼女が海外移住してしばらくキャッスルの第一線から離れることになったことです。
しかし私の不安もメンバーが全て吹き飛ばしてくれました!
志願者が多かったかっぽれ隊。
自主練習の成果もあり、新しいダンサーのメンバー達がお客さんの前に立ち
「元気良く笑顔で踊っている姿」
この姿を見て勇気をもらいました。
ありがとう!
かっぽれ隊の皆さん!
また、ギリギリまで調整に調整を重ねていましたが、仕事上、どうしても本番前半に間に合わなかったコンサートマスター
「まもるぼっちゃま」
危機管理の中で誰が代役をするかがクリアしないといけない案件となっていました。
「私が代わりに吹く」
という案もありましたが、やはり沢山いるアルトサックス奏者の中からソリストを育てたいという策を講じました!
白羽の矢が刺さったのは急成長中の
「アルトサックスMさん」
でした。
ソリストが決まってからの彼女の猛練習振りには脱帽でした。
フラジオの指使いを伝授したり、吹き方を確認したり。
日に日に上達していく彼女を見て目を細めていました。
本番中も横で指揮を振りながら気分は
「お父さんやお兄さんのような気持ち」
そんなドキドキした気持ちで彼女を応援していました。
私の心配を解消するかのようにソロを終えてからの彼女の笑顔がその答えを示していました。
この姿を見て勇気をもらいました。
ありがとう!
Mさん!
手前味噌かもしれませんが改めて
「キャッスルという楽団の良さ」
「かっぽれファンクの曲の良さ」
これを実感した本番でした!
かっぽれファンクは
「大人から子供まで一緒に楽しむことができる」
「舞台上の奏者と会場のお客さんが共に楽しむことができる」
この精神に尽きると思います!
「かっぽれファンクという名の曲」
「活惚れという名の演奏会」
言葉で表現するなら
「人と人を繋ぐ音の架け橋」
このフレーズがピッタリくるのではないかと思います!
今年も今年の意義をそれぞれ見い出した
「活惚れ2014・キャッスル単独ステージ」
いよいよ次回からは
「合同演奏編」
へと移ります!