ブエノチェ~♪
ニューカレドニア滞在記。
天国に一番近い島舞台であるウベア島を離れ次に渡った島は
「イルデパン島」
です。
この島はメラネシア人に
「クニエ(海の宝石)」
と呼ばれる島であり、キャプテンクックが開拓した島として有名です。
島の北東にあるオロ湾には自然の天然プールと呼ばれている
「ピッシンヌ・ナチュレル」
このビーチがあります。
(ピッシンヌ・ナチュレル)
ここは入江になっていて波も立たず穏やかなビーチでシュノーケリングに絶好のポイントです。
美しい海と南洋杉に囲まれているのが特徴です。
島は大きく3つのエリアに分かれており、今回イルデパンでの宿泊拠点である
「ル・イルデパン」
一つ目のエリアは宿泊するホテルがある
「オロエリア」
です。
(ル・イルデパン)
二つ目のエリアはイルデパン観光の目玉として有名な
「カヌメラビーチ」
このビーチがある
「クトエリア」
です。
(クトビーチ)
そしてノカンウイ島などの無人島へ出る船の寄港地である
「セントジョゼフ湾」
この港町
「バオ村」
です。
(バオ村を目指す船中)
イルデパンはこの三つの町で成り立っているのが特徴です。
観光街として栄えているイルデパンの現在を
「光」
このように例えると過去には
「影」
という対照的な存在がありました。
イルデパンは19世紀後半、統治下のフランスの流刑地でした。
島流しとされる対象は
「フランス革命」
この時代、革命を主導した政治犯の流刑地として使われた島として影の歴史があります。
1872年から1879年までの間に約3000人もの政治犯が収容されていたようです。
そのため島内には流刑地跡が多く残っています。
(流刑地跡)
1789年に起こったフランス革命から約1世紀半もの間、フランス近代化への歴史跡がこんな南太平洋の島に残っていることが不思議でなりません。
ただなんとなく旅をするのではなく、その地の所縁や歴史を知ることが旅の楽しみの一つでもあります。
「イルデパン島の光と影」
このことを探りながらもバカンスを楽しみたいと思います!