今日は父親の命日でした。
2018年9月16日。
http://blog.castle-wind.com/g_director/archives/3314.html
当時は
「仕事」
「父親の余命介護」
この状況下の中、
「キャッスルの運営」
これらに携わるなど、自分の人生の中で
「思うように物事がすすまなかった時間」
「良き理解者に恵まれず心身ともに一番辛かった時間」
そんな時間を過ごした時期でした。
当時のキャッスルについて。
私自身がこれまでのようにフットワーク良く動け名なかった時間。
父親の余命介護を優先した故の大切な時間がそこにはありました。
気持ちを含めてキャッスルに最大の力を注げなかった時間を捉えて。
「こんなの全く違う。楽団の乗っ取りにあってるなこの状況は」
「キャッスル解散してもええよな」
「もう必要ないか」
自分の理想と乖離した現実と向き合い、そんなことばかり考えていた時間がありました。
楽団を維持するって生半可じゃないよね。
そんなことを肌で感じた年でした。
あれから7年。
紆余曲折して今がありますが、今があるのもあの時期を乗り越えた時間があったからこそ。
信じてくれた仲間だけがついてきてくれたこと。
そのターニングポイントが今のキャッスルの存在であるのだと通感しています。
あの年、キャッスルは10周年のお祝いムードが漂う年になるはずでした。
表面的にはお祝いムードでしたが正直内心は
「どこか晴れ晴れした気持ちではない自分がいました」
そんな過去を経験して、今、強く意思を持っていること。
「自分が大切と思う人や場所(楽団)は身を呈してでも守り抜く覚悟が必要」
「信用できる人を見誤ることないように。日々人間観察をす洞察力を持つこと。」
介護疲れから解放され父親を失った淋しい気持ちよりも正直安堵を感じた1日だったことを今でも忘れません。
今自分の内面にある
「ひとつの楽団を守る原動力」
この強い気持ちを駆り立ててるのは
「創団した時の想いや勢い」
それ以上に強く、大切に持ち合わせている意思であります。
今のキャッスルウインドアンサンブルが存在するのもこの経験があったからこそだと思っています。
あ。
2009年9月16日。
今日9月16日は楽団のキックオフの前段で
「ホームページを開設してこのブログを始めた記念日」
でもあります。
あと4日経てば。
キャッスルウインドアンサンブルは
「楽団創立から16年」
「16歳の誕生日を迎えます!」
今週末はそんな数々の想いを胸にお祝いパーティを開催します。
「今、ここ、に感謝を込めて」
楽団の誕生日をお祝いしたいと思います。
今あるすべての皆様に。
ありがとう。