昨日の
「てぃーだ」
に引き続き、今日は
「ブロックM」
について少しコメントしてみます。
マーチ
「ブロックM」
はジェリー・ビリックが作曲したとてもモダンでお洒落ななマーチです。
ビリックはミシガン大学作曲科の卒業生で、卒業後も母校の作曲科の助教授として活躍しました。
このマーチは、1955年にビリックが母校ミシガン大学のために書いた作品であり、タイトルの
「ブロックM」
とは、アメリカンフットボールのハーフタイムショーにおいて、ミシガン大学マーチングバンドが競技場に作るMの人文字を表しています。
150名のマーチングメンバーで繰り出す、ミシガン大学の頭文字を形取った、
「M」
の文字が完成した瞬間はフットボール競技場のお客さんが熱狂するほど盛り上がるそうです。
華やかで快活なイントロそしてモダンな旋律とハーモニー、洒落たコード進行がこのマーチの魅力でもあり現在でも人気が高い作品といえます。
曲が持つエネルギッシュな躍動感や生命感を表現できればと思っています。
そういえばブロックMならぬ、
「ブロックH」
というマーチがありましたよね(笑)
ブロックHは、1995年に、作曲者、杉本幸一さんが
「阪急少年音楽隊」
のために書き下ろした作品です!
曲名の由来は
“マーチ「ブロックM」”
をもじって
「HANKYU」
になぞらえたもの。
「ブロックM」
「ブロックH」
両曲共にイニシャルに込められた想いが非常に伝わってきます。