今朝出勤しようと歩いていたところ、偶然にも親父の車と出くわした。
なんと
「職場まで送ってくれる」
とのこと。
ラッキー♪
車に乗ると何やら
「DVD映像」
が流れている。
耳にした曲がチラホラ聴こえる。
そう。
DVDの映像は、親父が現在も続けている
「GSバンド」
の本番のDVDだった。
「BDさんめっちゃ老けたよね」
等、久しぶりに見る
「親父と昔から共に活動しているバンドメンバーの人達」
について語る。
親父らのバンドは、昔一斉風靡した
「GS(グループサウンズ)ナンバー」
「最近の流行曲」
を、ホテルや地域の行事等に呼ばれ、お声がかかっては演奏をしているのである(笑)
先日は
「某地域のケーブルテレビ」
でも親父のバンドが取り上げられていた。
親父はバンドの中で
「ボーカルとサイドギター」
を担当している。
DVDを観ながら、
私「還暦過ぎても変わらんなぁ」
親父「あぁ」
と少ない会話を交わした。
こんな音楽バカの親父の影響なのか、私は小さい頃から、
「グループサウンズ」
を覚えたり歌ったりするのが大好きだった。
物心ついた時から音楽や楽器に囲まれて育った。
幼少の頃、一番最初に覚えた曲が、ザ・ワイルドワンズの
「想い出の渚」
だった。
幼稚園や小学生の頃からこの曲を口ずさんでいた。
あの頃は歌詞の意味なんて全く分からなかったけど
「私が歌うと両親や周りの大人達が喜ぶ」
そんな大人達の笑顔を見るのが好きで歌っていた。
年月が過ぎてこの歌を歌うと
「意味深い」
と感じる。
子供には到底理解できない
「青春や人生」
を語る大人の歌だなと。
色々と回想してるとあっという間に職場に到着した。
「ありがと」
と素っ気無く親父にお礼を言って車を降りる。
私は間違いなく
「親のDNAを引き継いでいる!」
と確信して職場の入口をくぐった。
キャッスルウインドアンサンブル第1回定期演奏会「祭」開催まで残りあと「47日」