キャッスルウインドアンサンブルの次なる本番、第7回大阪府職場・一般吹奏楽フェスティバルにて天野正道さん作曲の
「おほなゐ〜1995.1.17阪神淡路大震災へのオマージュ」
この楽曲に取り組みます。
楽曲のモチーフはサブタイトルにもあるように
「1995.1.17阪神淡路大震災」
この出来事をモチーフとして作られています。
この大曲を取り組むにあたり、アナリーゼのため沢山演奏を聴いています。
冒頭のGの音に込められた想い。
第1楽章〜平和だった日常からの夜明け。そして地震の発生、大震災の前での人間の非力さや喪失感。
第2楽章〜被災により荒れ果てた街並み、命を落とされた方々への鎮魂のレクイエム。
第3楽章〜復興に向けた再建と負けない人々の強い気持ち、戻らないあの日への祈り
何度聴いても何とも言えない胸が締め付けられる想いがします。
おほなゐの初演
「2001.9.28陸上自衛隊東部方面音楽隊」
による演奏。
初演に込められた想い。
コンクールのように洗練された演奏ではありませんが
「荒々しさの中にも説得力あるメッセージ性がとても強い演奏」
そんな演奏に心を打たれました。
次回本番の演奏。
残念ながら演奏時間の制限からカットをせざるを得ません。
年末の定期演奏会では、キャッスルウインドアンサンブルとしてのメッセージを発信すべく
「ノーカットでの演奏に取り組みたい」
そう思っています。
意味や意義のある演奏になるよう、本番、本番を繰り返しながらクオリティを上げていきます。
まずはフェスティバルホールでの演奏です!