話題作
「沈まぬ太陽」
観てきました!
主演の渡辺謙さん格好よかったですねぇ〜。
役柄の深みがひしひしと伝わってきてほれぼれしました。
この作品は、いうまでもなく山崎豊子さんの作品を映画化したものです。
作品は、航空機事故をテーマとして、 企業という「巨大組織の体質」そのものや企業の中にいる「人間模様」を本当に上手く作品にしています。
事故というのは起こしたくて起こすものではないが、起きた後の対応や行動が「人間」そのものを映し出すということを表しています。
「会社組織のあり方」
「権力・利権・腐敗」
「苦悩や葛藤」
「不屈の信念」
等が絡み合って一つの物語となり、
「人間のあるべき生き方」
を問うストーリーとなっています。
映画を観てシンクロしたのが、日航ジャンボ機墜落事故では、歌手の坂本九さんが事故で返らぬ人となってしまったことだ。
鑑賞後の帰り道は、
「見上げてごらん夜の星を」
が自然と頭の中で流れていた。
事故って起こしたくないですね。
警鐘だけでなく、悲しむことが多いですから。
「安全・安心」
簡単な言葉だけど全うするには、沢山の人による努力や気質が必要であるといえますね。