父親を亡くして3年。
3回忌を迎えました。
3年前を振り返って。
癌が進行して日に日に痩せていく父。
自分で歩くこともままならなくなり入院や車椅子生活に。
介護や看病の日々。
「あの頃、仕事にも結構穴を開けたな」
「楽団のメンバーには悟られないようしていたけど、事情をお伝えしていなかった人から見たら愛想なく思われていたかな?」
「吹奏楽コンクール審査員オールA金賞の結果発表も聞かずに演奏が終わればすぐに病院に戻ったな」
そんな大変だった日々を思い出されます。」
毎日が大変だったけど、これまで生きてきた中で
「あの頃が一番親子らしい生き方ができた」
「あの頃が一番、自分自身の中で人間らしい生き方ができた」
そう感じています。
大変だった日々の反面。
「エレキギターやドラムの音に囲まれて親父が奏でるグループサウンズバンドの演奏を聴くのが楽しかった幼少期」
「子守唄だったザ・ワイルドワンズの想い出の渚」
自分が音楽活動をする影響を受けた日々を回想しました。
あともう一つ。
自分の親でもないのに相方さんには自分の親のように看病してくれたことが本当にありがたかった。
そう感じています。
親父の葬儀。
バラバラだった家族と再開できたことが嬉しかった。
そう感じています。
今日は何も出来なかったけど週末の三連休のどこかで
「親父の墓石に大好きだったPINOアイスをお供え」
しに行くか。
時の過ぎる速さを痛感しています。
生きる強さを学んだ3年前。
僕は今、ここに生きている。
合掌。