ブエノチェ~♪
キャッスルが今年度取り上げている現在練習曲のお知らせです。
今日のブログはニューサウンズインブラスより
「チャーリーチャップリンに捧ぐ~スマイル~テリーのテーマ」
です。
今年はチャップリンの代表映画
「モダンタイムス公開から80周年」
そんな記念の年になることからこの曲を選曲しました!
スマイルは喜劇王チャーリーチャップリンが人生の哀愁をヒューマスティックな夢と共に描いた代表作
「モダンタイムス」
この映画の主題歌としてチャップリン自身が作曲した曲です。
この映画において
「愛のテーマ」
として使われているロマンティックなメロディーが特徴的な非常に美しい曲です。
スマイルは後年になって歌詞がつけられ
「ナット・キング・コール」
世界的に有名な歌手が歌ったことで更なる認知度や人気がついたと言われ沢山のミュージシャンがカバーしています。
スマイルの日本語直訳です。
「笑ってごらん 心が痛んでいても」
「笑ってごらん 心が折れてしまっても」
「青色の空に雲があれば 君はきっと生きていける」
「怖れや悲しみを乗り越えて 笑ってくれるなら」
「たぶん明日は 笑いながら」
「君のためにキラキラ輝きながら現れる 太陽と出会うだろう」
「喜びで顔を照らしてごらん」
「悲しみの跡を全部隠してごらん」
「いつもすぐそばに 一粒の涙があるかもしれないけれど」
「努力しなきゃいけない時だ」
「笑ってごらん 泣いて何になるんだ?」
「人生にはまだ価値があるって分かるさ」
「君が笑っていれば」
なんだか心に沁みる言葉ばかりで勇気をもらえますよね。
テリーのテーマはチャップリンがアメリカを追われる直前、ニューヨークで作った作品
「ライムライト」
この映画の主題曲です。
映画の中でチャップリン自身が
「素顔を公開した」
ことでも有名です。
チャップリンの魅力は音楽や映画だけでなく
「言葉」
にその魅力があります。
映画ライムライトの名言。
「人生は恐れなければとても素晴らしいものなんだ」
「人生に必要なもの。それは勇気と想像力、そして少しのお金だ」
生きることを学ぶ意味で本当に素晴らしい作品。
だからこそチャップリン作品の映画は何十年たっても色あせないのですね。
演奏する上で大切なこと。
我々がすべきこと。
「曲が持つキャラクターや特徴を深く知ること」
これにつきます。
チャップリン音楽の良さや素晴らしさを吹奏楽アレンジに仕上げたアレンジャーは?
そう。
吹奏楽の父として親しまれ沢山の人に惜しまれながら一昨年に他界された
「岩井直溥先生」
による名アレンジにより原曲の素晴らしさがそのまま受け継がれています。
ムード溢れる曲を吹奏楽で良い演奏にするために
「甘いサウンドのづくり」
「曲の雰囲気づくり」
などの
「表現を大いに勉強する曲」
として活用して
「キャッスルらしいチャップリンの世界」
この楽曲作りに努めていきたいと思います。