なますてー☆
お盆真っ最中。
皆様如何お過ごしでしょうか?
今年のコンクール本番及び本番に至る経緯に関して
「総論」
「各論」
に分けて述べ、最後に
「来年の抱負」
について述べたいと思います。
総論は
「精神論や運営論」
について。
各論は
「課題曲・自由曲」
についてそれぞれ触れます。
あくまでも”私見”ですのでこれが楽団の全てという訳ではありません。
答えは皆さんそれぞれの胸の中に
「それぞれの答えがあるはず」
です。
本日は
「総論編」
こちらを記したいと思います。
長文失礼します。
【総論】
楽団を創設して6年目を迎えるキャッスルウインドアンサンブル。
2015年吹奏楽コンクールに出場した今年の結果は
「金賞受賞」
だった。
昨年悔しい思いをした
「リベンジ達成」
である。
リベンジと言っても他団体に勝った負けたという優劣を指しているのではない。
「チームが一つとなって己自身の弱さに勝ったということがリベンジなのである」
これまでのキャッスルウインドアンサンブル
「右肩上がりの順風満帆」
しか経験していなかったが
「昨年初めて挫折感を味わう」
ことになった。
昨年の楽団の状態。
コンクールに向けて各メンバーが
「一生懸命」
取り組んでいた。
しかしながら
「コンクールという団体競技会において音楽をチームで作り上げる」
にあたり
「本気なって取り組んでいるメンバー」
「どこかなんとなくの感覚で取り組んでいるメンバー」
コンクールに出場するメンバーの意識と行動が
「2層化に乖離したまま本番を迎えたこと」
「65名で出場したメンバー端から端まで全員が楽譜に書いてあることを克服しきれていなかった」
これが昨年、実践しきれなかった反省点だった。
団員間の温度差をなくし
「練習や音楽に対する個々の意識」
この意識を底上げすることが喫緊の課題であると昨年のコンクールを通じて勉強した。
よく耳にする
「5年目の落とし穴」
楽団を創生してきてどこか甘えや拙さが出る年に気付くことができなかった自分たちの現状を知った。
「キャッスルウインドアンサンブルこんなもんじゃないはずや」
昨年の悔しい教訓を得て1年間かけて取り組んできたのは
「音楽と向き合う意識改革」
「仲間と向き合う意識改革」
この点に問うことから始めた。
「良いものは良い」
「悪いものは悪い」
これを互いに言い合えるようになる環境作りに努めてきた。
そうでなければ
「集団で音楽創りなんてできない」
そう痛感したからである。
どんな行事において曲を演奏するにしても
「やると決めたら四の五言わない」
「決めごとに関して身勝手な解釈をしない」
「弱音を吐かない」
そんな邪心や慢心を払拭する
「意識改革」
この点にウエイトを置いて皆さんと共に二人三脚によって魅力ある楽団作りに力を注いできた。
各パート色んな壁にぶち当たりながらも問題を克服しながらコンクール本番を迎えた。
コンクールの期間に頑張ったから結果が出たんだ!
いや。
そうではない。
知らず知らずのうちに前述の音楽や仲間に対する意識改革を実践してきたからこそ
「おのずと結果が後からついてきた」
これが答えなのである。
楽団全体のことを考えて考え抜いた苦肉の選択もあった。
「元打楽器経験者である現クラリネット首席を打楽器パートにレンタルするという選択」
だった。
今年度シーズン初め打楽器メンバーが壊滅的に近く絶対数が足りない状態だった。
本番は待ってくれない。
「3月のジョイントコンサート(枚方市民会館)」
「4月のジョイフルブラス&活惚れ(ザ・シンフォニーホール)」
「6月の大阪職場・一般吹奏楽フェスティバル(ザ・フェスティバルホール)」
「8月の吹奏楽コンクール(サーティホール)」
「11月の定期演奏会(サーティホール)」
絶対数が足りない状況が続く中でこの年間通じた諸行事をどう乗り越えるか?
楽団の喉元に突き刺さった骨のような問題点だった。
易い考え方であれば
「エキストラをバンバン使えば悩むことなんて一切ないやん」
そのような選択も問題解決の一つではあるが
「人がコロコロ変わるのであれば一貫性のある演奏なんてできやしない」
「自分たちの楽団メンバーで自分たちの音楽を創りたい」
そんな考えがベースや根底にあるからこそ悩みに悩んだのである。
同志であるクラリネット首席K氏に打楽器パートへのレンタルについて相談した。
誰でもかれでもむやみにそんなことを頼めるのではない。
中学生の頃、大阪の有名中学校にてティンパニを叩いていた経験を知っているからこそ彼に悩みを相談し頼んだのである。
貴重なクラリネット戦力の打楽器パートへのレンタル
受け入れてくれたクラリネットパートの皆さんにも苦労をかけて申し訳なかったが皆さんで支え合ってくれたことが嬉しかった。
一つの軸や核ができると
「風はこちらに向いてくる」
のである。
今年度に入り打楽器の団員が2名増えたこと。
大型打楽器を練習で使える施設
「瀬楽スタジオ」
そんな練習場所がオープンして練習を取り巻く環境がこちらに向いてきたことである。
コンクール会場でキャッスルの演奏を聴いていた人の中で
「クラリネット吹きがティンパニやタンバリンを叩いていた」
そんな事実を知っている人なんて殆どいないと思う。
これだけで安心したのではない。
モンタニャールの詩における打楽器は本番直前までスコア上の人数が足らず
「トライアングルは捨てざるを得ない…」
「ウインドマシーンの人員は確保できるのか?」
そんな悩みやをかき消すように表れた救世主
「トランペットのT氏&Kさん」
充実しているトランペットパートならではの熱い言葉
「その部分、私がやります」
そんなヒューマンパワーの結晶が嬉しかった。
キャッスルを支えるヒューマンパワーはこれだけでない。
「リコーダー隊の存在」
である。
モンタニャールの詩ではリコーダによるメロディ部がある。
木管メンバーにお願いしたところ
「8名の精鋭が名乗りを上げてくれた」
当然リコーダーの専門教育を受けた訳ではなく慣れないリコーダーと向き合い
「皆さん自分の時間を犠牲にして練習に費やしてくれたこと」
本当に心強かった。
ピアノやハープなどもそうである。
人員だけでなく、日々の練習も熱かった。
特筆すべきは合宿での強化練習で
「演奏の方向性が定まり気持ちが一つになった」
「キャッスル右肩上がりのカーブの始まりが見えた」
そんな時間を共有できたこともコンクールに向けての楽しみのひとつとなった。
「ひとつの音楽をメンバーのヒューマンパワーで作り上げる底力」
これがキャッスルメンバーの
「熱さであり、篤さであり、強みである」
そう体感した。
ここまでくれば
「自分達の演奏、自分達の音楽になっている」
のである。
御苦労かけた皆さん本当にありがとうございました。
「昨年のコンクールは5年目の落とし穴に落ちた」
今年はその落とし穴から這い上がってきた。
本当のキャッスルウインドアンサンブルの強さは手綱を引き締めここから発揮すべきだと思っている。
創設6年目のキャッスルウインドアンサンブル。
楽団の特徴は
「母体が無い」
「固定の練習場が無い」
というジプシーバンドである。
約80名弱いる団員は
「当然出身校や出身地域も違う」
「楽器を吹いてきた環境が全く異なる色んなメンバーが混在」
している。
そんなランゲージが違う色んな環境で育ってきたメンバーが共存する場所。
そんな仲間の集合体が
「キャッスルウインドアンサンブル」
である。
「人に優しく」
「自分に厳しく」
「陰日向ない生き方を」
この言葉を実践するよう切磋琢磨すること。
これが一定の成果として発揮できたから
「金賞受賞という結果を頂けた」
のである。
「人は易きに流れやすい」
落とし穴に落ちた穴倉の暗さを忘れることはしません。
来年は素敵なキャッスルメンバー達と共に一つ上のステージである
「関西大会出場!」
この目標を明確に掲げスタートをきったばかりである。
(各論編へ続く)
さて。
昨日ホームページご訪問者様のアクセス件数の記録が生まれました!
一日の御来訪者様
「297カウント」
でした!
2015年8月10日以来の記録更新です!
ホームページアクセス歴代件数
「第5位おめでと~っ!(フォルテシッシモ)」
キャーッ
ワーッ
パチパチパチパチ~♪
第1位
「2015.8.9-316カウント」
第2位
「2015.8.8-311カウント」
第3位
「2011.8.15-310カウント」
第4位
「2014.11.6-300カウント」
第5位
「2015.8.11-297カウント」
第6位
「2015.8.10-290カウント」
第7位
「2012.6.25-274カウント」
第7位(タイ)
「2013.8.12-274カウント」
第9位
「2015.5.7-259カウント」
第10位
「2014.8.11-258カウント」
です!
ホームページは色んな方が訪れる楽団の顔ですからね!
「綺麗なレイアウト」
「スケジュールの定期更新」
「メンバーページを活用した団員間における便利な連絡伝達機能」
「毎日更新するブログ」
このように充実しているホームページが
「キャッスルウインドアンサンブルのウリ」
であり
「キャッスルの真骨頂」
でもあります!
ホームページをご覧の皆様!
これからもキャッスルウインドアンサンブルの活動に御理解、御協力の程どうぞよろしくお願い致します!