ブエノチェ~♪
今日はザ・シンフォニーホールにて開催した
「大阪市音楽団・第105回定期演奏会」
大阪市音楽団の演奏会へ足を運んできました!
(ザ・シンフォニーホール)
今回の定期演奏会のテーマは
「青春の吹奏楽!~懐かしい青春の日々が再び~」
であります。
我々世代や少し先輩の世代が熱く頑張っていた青春時代
「1970年代~1980年代」
この年代の作品を取り上げた演奏会でした。
(プログラム表紙)
(プログラム)
演奏会の全般的な感想は
「懐かしい感じと斬新な感じが交錯する演奏の数々!」
「各演奏のクオリティが高い素敵な演奏会だった!」
これらが平たい感想なのですが折角ですので曲ごとに私見を綴らせて頂きたいと思います。
長文失礼します(笑)
(開演前にて)
【アルヴァマー序曲】
音が鳴った瞬間に
「来た!」
と思った。
昔、森之宮青少年会館があった頃、吹奏楽連盟の主催で
「関西吹奏楽祭」
なるイベントをやっていたがこの会場で必ず聴くのがこの
「アルヴァマー序曲」
だった。
この曲を
「飽きさせずに最初から最後まで聴かす」
という業は本当に難しい。
聴き終わった後に主題が頭から離れない(笑)
全編を通じてユーホニウムの音色が素敵でした。
名曲からのオープニングに満足。
【呪文と踊り】
チャンスといえば
「朝鮮民謡の主題による変奏曲」
この曲を連想するのですが、この呪文と踊りも有名な作品の一つです。
共通するイメージは
「テンプル(木魚)」
の使い方ですね(笑)
「11種類の打楽器群と指揮者とのザッツ(アインザッツ)」
この相性が見事でいいなと思って見ていました。
冒頭のフルート&コントラバスクラリネットによる呪文のテーマの雰囲気が重々しくて良かったです。
【狂詩曲ノヴェナ】
スウェアリンジェンの曲を聴くと
「優しい響きの何とも言えない安堵感」
これに包まれるのがいいですね。
ノヴェナは、メロディを持つパートのアンサンブルが本当に難しいなと思いながら聴いていました。
個々の楽器の柔らかい豊かな響きが心地よかったです。
キャッスルではスウェアリンジェンの
「ロマネスク」
いつも合奏前の基礎練習曲として使用しています。
「アンサンブル力の向上」
「サウンド感の確認」
これをトレーニングする意味合いでいつも一生懸命練習しています。
【組曲惑星から木星】
第1部最後の曲。
「ホルストの木星」
木管群、金管群共にハードな曲。
演奏した人ならその気持ちが良く分かります。
ハードな曲を苦しくなく自然に聴かせるのが素晴らしいなと思って聴いていました。
木星の見どころ。
「トランペットのハイトーン」
「ホルン群による中間部の節(メロディー)」
等ありますが、私は
「ダブルティンパニ」
だと思っています。
2組のティンパニがシーサーのようにつがいで動く動作を見るのが好きなんです(笑)
欲を言えばティンパニをひな壇のど真ん中に配置して欲しかったです(笑)
見どころ満載のジュピター。
十分楽しめました♪
【運命の力】
第2部のオープニング曲。
ヴェルディの名曲。
本日演奏する運命の力の編曲は元大阪市音楽団団長
「木村吉宏先生」
による編曲バージョン。
母校の先輩が全国大会で演奏した同じ編曲のこの曲を
「カセットテープが擦り切れるくらい聴いていた頃」
そんな時代を思い返しながら聞いていました。
冒頭の3つの吹き伸ばし音。
トロンボーンを主体に音を作るとあのような聞こえ方がするんだなと興味深深に聴いていました。
運命の力の曲中、何故だか学生時代に普門館で演奏した
「アイーダ」
これと重ね合わせてヴェルディの世界観に引き込まれていました。
青春の軌跡ですね。
【マスク】
個人的に今日の演奏会の中で
「一番色彩感が溢れていた曲」
そう感じました。
曲の表情が音と共に客席までビンビンと伝わってきました!
「マスク(仮面)」
仮面なら仮面の奥に潜む素顔や表情が見えないはずなのに(爆)
演奏はタイトルと対照的でした!
管楽器が舞台の端から端まで音が鳴っている。
スネア、チャイムをはじめとしたパーカッションの使い方や効果が最高!
マスクって
「緊迫感と爆発力があるエネルギッシュな曲だったんだ」
と改めて実感。
ブラボー。
【風紋】
この曲を聴くと
「中学3年生に戻ります(笑)」
生まれてきた中で一番純粋に
「吹奏楽を追いかけていた時代」
そんな時に出会ったのがこの
「風紋」
この時代です。
現在もこの曲は愛され続けて色んな団体が演奏しています。
本日の演奏会の演奏曲Facebook課題曲リクエストで最多得票をとるのが良く分かりました。
【エル・カミーノ・レアル】
プログラム最後のメインはエル・カミーノレアルでした。
その名前に相応しく
「王道」
そんな演奏でした。
曲中の
「緩急の使い方」
この緩急により、聴いている側が曲に引込まれる様な雰囲気が非常に良かったです。
クライマックスはド派手なエキサイティング感が最高でした!
「ビバ!ラテン・ファンタジー!」
天国のアルフレッドリード博士も熱演をさぞ喜んでおられることでしょう!
【幼い日の思い出】
アンコール1曲目。
残念ながら先日他界された
「天使ミカエル・藤田玄播先生」
藤田玄播作品から
「幼い日の思い出」
この曲には、二つの意味合いがあったのではないかと感じながら聴いていました。
一つは
「藤田玄播先生への追悼の意」
もう一つは
「今回の演奏会のテーマ『懐かしい青春の日々が再び』」
この想いを重ね合わせながら演奏を聴いていました。
「ずい・ずい・ずっころばし」
子供の頃一度は口ずさんだことがあるこの童謡。
ずいずいずっころばしの節をテーマに展開するこの変奏曲。
シンフォニックな響きが印象的でした。
演奏終了後には
「圧巻のため息」
拍手と共にため息が自然にこぼれました。
藤田玄播先生のご冥福をお祈りいたします。
【エンターテイメント・マーチ】
本年度吹奏楽コンクール課題曲Ⅳ
「エンターテイメント・マーチ」
この曲で本日の演奏会を締めくくりました!
「この曲が持つ難しいオーケストレーションを軽やかに聴かせるところ」
ここが流石だなぁと感心しながら聴いていました。
曲が持つ
「娯楽的な感じ」
これを感じながら演奏会の余韻に浸っていました。
本日演奏会に出演された大阪市音楽団の皆様!
青春時代を回想する有意義な時間をありがとうございました!
行政改革の大変な時代の流れではありますが
「これからも吹奏楽愛好家の一人として大阪市音楽団を応援していきます!」
自立化へ向けて頑張って下さい!
(終演後のシンフォニーホール)
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青春の吹奏楽!~懐かしい青春の日々が再び~
コメント一覧
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