全国1億2千800万人の皆さんこんにちは。
うどんレポートです。
ユーミンはポートレートです。
うどん道は険し
「たのもう」
と意気込みのれんをくぐればパラダイス。
その一足が道となる。
「ドンドンドンッ」
試合開始。
出会いがあれば別れがある。
人間、出会いと別れを繰り返し成長していくもの。
年末にあたり残念なお知らせが舞い込んできた。
我々の舌をうならせてきたあの名店
「饂飩倉」
年内をもって閉店するとのこと。
本日のレポートは、うどんブログ始まって以来の2回目レポート
「饂飩倉」
である。
国道163号線野口中交差点に人の波が押し寄せ一つの列になっている。
国道を行きかう車中の人たちが列の先にあるテンポをまじまじと注目する。
通り過ぎるだけではその意味は分かるはずもない。
饂飩倉のうどんを愛した人達が最後の一食を求めて並ぶ列なのだ。
過去のレポートを回想してみよう。
http://blog.castle-wind.com/noboru/diary.cgi?no=3
列が店舗にさしかかると大将が饂飩をこねているのが見える。
皆この大将がつくる饂飩のファンだったのだ。
2時間並んでようやく着席することができた。
ファイナルオーダーしたのは
「肉天わかダブルねぎ大」
すなわち
「肉=肉」
「天=天ぷら」
「ダブル=うどん2玉」
「ねぎ大=ねぎ増量」
だった。
いつも食べ慣れているこのメニューをオーダーした。
五臓六腑に浸み渡るあごだしの味。
アントニオ猪木じゃないんだぜ。
社会人駆け出しの頃、母校での練習後によく通ったな。
ここ数年はキャッスルの練習後、皆と食べにきたな。
そんなことを思い返しながら最後の一食を食す。
僕たちの活動の傍には温かい美食で支えられていたんだな。
そう思っているうちに鉢は空っぽに。
「ごちそうさまでした」
これまで本当にありがとうございました。
人は出会いと別れを繰り返し成長する生き物である。
時間一杯。
「ドンドンドンッ」
試合終了。
合掌。
【うどん】 ☆☆☆☆☆
【出汁】 ☆☆☆☆☆
【メニュー】 ☆☆☆☆☆
【値段帯】☆☆☆☆☆
【インパクト】☆☆☆☆☆
【笑顔】 ☆☆☆☆☆