ブエノチェ~♪
先日皆様のおかげを持ちまして無事終演した
「活惚れ2014」
この活惚れ2014の所感について8回に分割してブログを綴ります。
①サウス・ランパート・ストリート・パレード編
http://blog.castle-wind.com/g_director/archives/1755.html
②コンサートマーチ「青葉の街で」編
http://blog.castle-wind.com/g_director/archives/1758.html
③交響詩「ローマの祭」編
http://blog.castle-wind.com/g_director/archives/1761.html
④かっぽれファンク編
http://blog.castle-wind.com/g_director/archives/1771.html
⑤合同演奏「合同バンド」編
⑥合同演奏「中川英二郎トロンボーンオンステージ」編
⑦合同演奏「アンコール」編
⑧打ち上げ編
本日は
「⑤合同演奏『合同バンド』編」
こちらをお楽しみ下さい。
【合同演奏「合同バンド」編】
活惚れ2014開催にあたり、カップリングバンドが
「大住シンフォニックバンドさん」
に決定しました。
大住シンフォニックバンドさんは1990年に楽団を創設する20年以上もの歴史や実績がある京都を代表するバンドです。
かたや当団は楽団を創設して5年目の駆け出しバンド。
キャッスルの持ち味やバンドカラーを出すのは当然のことですが、それだけでなく、コラボレーションするにあたり
「OSBさんが持っているいい面を沢山吸収して勉強しよう」
そんなどん欲な気持ちを抱いて合同練習に臨みました!
合同練習初日。
お互い少し緊張した感がありましたが、合奏にて一緒に音を出してみると
「喧嘩しないしっくりくる音」
そんな音がしており
「本番はいい演奏になるぞ!」
そんな予感がしていました。
両団共通している楽団コンセプトが
「一生懸命努力すること」
これが相乗効果を生んでいたのかもしれません。
合同演奏曲は
「東京オリンピックファンファーレ」
「東京オリンピックマーチ」
この曲で合同演奏を幕開けました。
東京オリンピックマーチは皆さんご存知の通り
「2020年東京オリンピック再来」
これが決定したことから取り上げた曲でした。
この曲はスポーツマーチ王と呼ばれた
「古関裕而先生」
により前回の
「1964年(昭和39年)東京オリンピック」
開催で使われた名曲中の名曲です。
2年前、震災復興支援の仕事で被災地福島県を訪れました。
その際、プライベートの時間を利用してどうしても行きたかった場所、吹奏楽に携わった頃からリスペクトする
「古関裕而記念館」
こちらを訪れ作曲者の生き様や作品の数々に触れ感銘を受け、近いうちに演奏できる機会があればと胸に想いを秘めていました。
【美しい姿〜2012,7.27】
http://blog.castle-wind.com/g_director/archives/1057.html
今回、機会を得て東京オリンピックマーチを演奏するにあたり
「名曲中の名曲に失礼のない演奏をしたい」
そういう気概で作品に向き合いました。
スコア見て改めて感じたこと。
「見たことがないくらいビッシリ音符で埋め合わせている真っ黒なスコア」
名曲と言われる所以はこういうことなんだとため息が漏れました。
4拍子のマーチではあるものの拍の模様として擦り込まれている3連音符をしっかりと捉え
「8分の12拍子のような拍感のマーチ」
そんな演奏を目指さないといけない。
そうやってCWE&OSBのメンバーにより二人三脚にて演奏を仕上げていきました!
合同演奏オープニングのファンファーレ。
両団のトランペット隊全員がスタンドプレイにて厳かに吹き鳴らされます。
ファンファーレ終盤に向けてテンションが次第に上がって行きます!
テンションMAX状態でマーチが始まります!
楽譜が持つ力強さに負けない重厚なサウンド。
両団のタッグが証明された瞬間でした!
舞台上で指揮をしている演奏中、浮かんでいたのは記念館で観た
「前回東京オリンピックマーチ開会式の選手団入場シーン」
「作曲者による楽曲作成の文献」
「記念館中央に飾られている古関裕而先生の顔写真」
これらのシーンが目の前の演奏メンバーとリンクしていました。
(古関裕而記念館の顔写真)
音楽は時代を越えて作曲者と繋がることができる
「交信書」
そう感じながら作曲者に敬意を表すると同時に目の前の素敵な音楽仲間達にも敬意を表し、合同演奏の幕開けを終えました。
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活惚れ2014所感〜⑤合同演奏「合同バンド」編
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