全国1億2千800万人の皆さんこんにちは。
うどんレポートです。
ユーミンはポートレートです。
うどん道は険し
「たのもう」
と意気込みのれんをくぐればパラダイス。
その一足が道となる。
「ドンドンドンッ」
試合開始。
この木なんの木気になる木。
この節で有名なのは
「ハワイのモンキーポッドの木」
ですね。
本日のテーマはモンキーポッドならぬ
「かやの木」
です。
かやの木は京都亀岡に抜ける山道沿い、池田市伏尾久安寺の傍にあります。
とても静かな雰囲気でゆったりと食事ができます。
(かやの木)
(のれん)
(店内)
今回のオーダーは
「鴨なんうどんに天ぷらをトッピング」
贅沢ですね。
(鴨なんうどん&天ぷら)
丁寧なつくりのお出汁に騒がしかった心が癒されます。
亡くなった祖父も好きだった味。
温かいうどんを食べてホッと一息。
かやの木といえば…。
北原白秋の詩が頭をよぎります。
かやの木山の かやの実は
いつかこぼれて ひろわれて
山家のお婆さは いろり端
粗朶たき 柴たき 燈つけ
かやの実 かやの実
それ 爆ぜた
今夜も雨だろもう 寝よよ
お猿が啼くだで 早よお眠よ
北原白秋は自分の生い立ちを子守歌に詠いました。
山里の家で粗朶や柴をたき、おばあさんが囲炉裏で薪を燃やしています。
北原白秋は寺の境内に木菟(みみづく)の家という庵を建てて暮らしていました。
お寺の境内には、大きなかやの木があり、白秋はそれから日本の古典を描写した子守歌の着想を得たとのことです。
小さなかやの実につられて、幼子の空想は遠い山里へと誘われます。
いろりの音、かやの実がはぜる音、鳴りやまない雨音、小さく鳴くお猿の声に囲まれながら、幼子はやがてやすらかな眠りにつこうとします。
北原白秋は自己の生い立ちを通じ、自分をひっくるめた大自然の不易の生命、愛、あわれというものを感じなければならないと詠っています。
山に囲まれた環境下でかやの木のせせらぎの中で。
子守歌が聴こえます。
そろそろ眠りにつかないと…。
あぁ。
そういえば今日は大晦日でしたね。
今年を振り返る意味を込めまして
「キャッスルウインドアンサンブル団長ブログ」
とリンクしてみます。
キャッスルをいつも支えて下さる関係者の皆様!
当ホームページをご覧の皆様!
まもなく2016年が去ろうとしています。
今年の年頭にあたり、楽団7年目となる2016年のテーマを
「丁寧」
と掲げ、この言葉をキーワードに掲げ2016年を過ごしました。
2016年キャッスルウインドアンサンブルのキーワード
「丁寧」
とは言葉の通り
「細かいところまで気を配ること」
「注意深く入念にすること」
「礼儀正しく心がこもっていること」
であり、丁寧には
「自分達が取り組む音楽と丁寧に向き合うこと」
「自分達の楽団メンバーと丁寧に向き合うこと」
これらの意味も込めています。
雑になんとなく活動するのではなく
「主体性を持って丁寧に活動すること」
これを2016年のテーマとして活動してきました。
今年を振り返ってみると
「団員の出入りがある中、各種本番を通じた実践と検証の繰り返し」
だったことが今年の象徴であったのではないかと分析しています。
「安定した演奏を奏でること」
この結果に行き着くには
「安定したメンバーで丁寧な練習を重ねること」
このことが必要であることは言うまでもありません。
メンバーがそろわず本番前に慌てて作る音楽は
「メッキ」
にすぎません。
深みある味わい深い音楽を作るにはそのメンバーでしっかり丁寧に作り上げる。
これらの作業をしない限り
「バンドとしての力の向上はあり得ません」
そんな安易な考えは捨て
「楽団コンセプトの再確認、再徹底」
この点に配慮しながら
「音楽活動に没頭できる環境づくり」
「音楽を共に楽しむ仲間づくり」
原点回帰と同時に現状をプラスアルファした楽団づくりに励みたいと思っています。
来年2017年も
「熱く」
「篤く」
「楽団活動に邁進」
そんな活動の積み重ねによるチャレンジ精神で臨んでいきたいと思います。
2016年お世話になった皆様本当にありがとうございました。
残り少なくなった2016年。
良いお年をお過ごし下さいませ。
時間一杯!
「ドンドンドンッ」
試合終了。
合掌。
【うどん】☆☆☆☆
【出汁】 ☆☆☆☆
【メニュー】 ☆☆☆
【値段帯】☆☆☆☆
【インパクト】☆☆☆